...某日、会いに行ってもいいですか?(Can I visit you on a certain day?)...
...某日、映画を見に行きたいと思っています...
...某日の天気予報はどうですか?(What's the weather forecast for a certain day?)...
...某日のスケジュールを確認しよう...
...某日に会議が予定されています...
...そして、本年某月某日、僕は四月一日の大会に間に合うように、ある国のある船で、そっとまた上海を出た...
大杉栄 「日本脱出記」
...女房のお千世は重なる不幸にすっかり逆上して、「良平や、なぜ逃げるんだよ、お待ちよ」と云ったり、時とすると、「亀、亀、大きな亀だ」と云って夜となく昼となく其の附近を狂い歩いていたが、某日(あるひ)、村の農夫が亀ヶ淵へ往ってみると、そこには青ずんだ水の上に、お千世の死体が浮いていた...
田中貢太郎 「亀の子を握ったまま」
...某日(あるひ)N大尉が練習を終って兵舎へ帰って汗を拭いていると...
田中貢太郎 「空中に消えた兵曹」
...其の老人が某日(あるひ)物置の庭で...
田中貢太郎 「死人の手」
...某日(あるひ)その主人は...
田中貢太郎 「蛇怨」
...某日(あるひ)の夕方...
田中貢太郎 「棄轎」
...それが某日南の家へきた...
田中貢太郎 「竇氏」
...某日(あるひ)の夕方平太郎と権八の二人は...
田中貢太郎 「魔王物語」
...時維(ときにこれ)昭和廿二年歳次丁亥(ていがい)臘月(ろうげつ)の某日である...
永井荷風 「葛飾土産」
...「某月某日晩涼ヲ追テ杖ヲ銀座街ニ曳ク...
永井荷風 「申訳」
...閏(うるう)十二月某日は良夫に迎えられて長駆都に入った...
中島敦 「盈虚」
...周の昭王の四十年閏(うるう)十二月某日(ぼうじつ)...
中島敦 「弟子」
...某日某時○○の上空で爆発をして...
中谷宇吉郎 「球皮事件」
...某月某日(ぼうげつぼうじつ)には某所において漲(みなぎ)る流れを冒(おか)して川越えをなしたとか...
新渡戸稲造 「自警録」
...これは某年某月某日...
平出修 「公判」
...あなたが生まれてくる年の二月の某日の夜の夢に...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...畏(かしこ)きあたりの御おぼえ目出度い某名流夫人が創立して以来数十年、今年の某月某日、やんごとなき方々の台臨を仰いだ程の学校である...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...たとえば“某日友人ト観梅ニ行クノ記”とか“天長節ノ感”とか題からして漢文調のものだった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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