...一夜墨上(ぼくじやう)の旗亭柏屋(かしはや)に会せしめ...
芥川龍之介 「開化の殺人」
...高い柏(かしわ)の梢(こずえ)に上って...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...竹柏(なぎ)の老木は寢おびれて夢さわがしく息づきぬ...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...四古市の大楼には柏屋(かしわや)...
中里介山 「大菩薩峠」
...二人とも跪(かしこ)まって柏手(かしわで)を打ち...
中里介山 「大菩薩峠」
...榊をあげて柏子を打ち...
中原中也 「よもやまの話」
...柏村は僕より一年上で...
牧野信一 「あやふやなこと」
...」柏の木は足をぐらぐらしながらうたいました...
宮沢賢治 「かしわばやしの夜」
...」「令弟」は柏軒である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...柏軒は十月十六日に「医学館医書彫刻取扱手伝」を命ぜられた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...柏軒の嗣磐(いはほ)の世に至つて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...後に柏軒の幕府に重用せられたのは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...当時柏軒が「目を泣き腫らし...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...柏軒は随行を命ぜられた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此年棠軒三十、妻柏二十九、子棠助五つ、女長十、良八つ、乃夫二つ、全安の女梅十四、柏軒の子徳安十五、平三郎三つ、孫祐一つ、女国二十、安十二、琴九つ、柏軒の妾春三十九、榛軒未亡人志保六十四であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...柏子脳痛十八日来漸々(ぜん/\)緩和に赴く...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...越後柏崎の城を守る...
森鴎外 「大塩平八郎」
...竹柏は枯死するまで色を変えない...
山本周五郎 「竹柏記」
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