...図‐51この国の連枷(からさお)は我々のとは全く違う...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...太刀川の足の枷(かせ)をほどくことはなんでもなかったのだ...
海野十三 「太平洋魔城」
...捕えて枷(かせ)を入れて詮議をしてみると罪状を白状した...
田中貢太郎 「陸判」
...丁度(ちやうど)ひろい庭で麦を打つてゐる百姓達が連枷(からざを)を留めてじろ/\かれの方を見た...
田山花袋 「ある僧の奇蹟」
...二重に足枷を嵌められた捕虜よ」と...
ディッケンス Dickens 森田草平訳 「クリスマス・カロル」
...エチオピアで同様の場合に貸し方と借り方二人の片脚を足枷(あしかせ)で縛り合せて不自由させるという話と似ていて可笑しい...
寺田寅彦 「西鶴と科学」
...その先端に四角な首枷(くびかせ)が取りつけてある...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...それは神が私の首に結びつけた鉄枷(てつかせ)です...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...鉄枷(てつかせ)を切り...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...手にかかえていた阿枷桶(あかおけ)をさしおくと...
中里介山 「大菩薩峠」
...三人(にん)は連枷(ふるぢ)を執(と)つて端(はし)からだん/\と幹(から)を打(う)つた...
長塚節 「土」
......
長塚節 「土」
...また一つ鉄枷(てつかせ)をつけられるしまつだ...
原口統三 「二十歳のエチュード」
...君の足に足枷をはめる二人の癈兵に...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...「復活」に描かれているように地主トルストイを歎息させたのは何故であったろうか?大地主とその支配人の首枷の下で...
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェトの芸術」
...「武松の首枷(くびかせ)は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...宋江の首枷(くびかせ)などは手にかかえ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...足枷(あしかせ)をはめられた人たちの呻き声が...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
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