...命令中枢がなくちゃ...
伊藤野枝 「ある男の堕落」
...ヨブ記の中枢はいうまでもなくヨブ自身の言(ことば)である...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...『宮廷は生活の中枢なり』とは申せ...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...処が吾々は一般に哲学の問題の中枢に於て――カントに従って――批判的と形而上学的とを区別する...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...西田哲学が弁証法的神学(之は初め同志社大学の神学科あたりで紹介してから今日のアカデミックな宗教復興・キリスト教神学復興の枢軸をなしている)に結びついて行ったり...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...政府の枢機は軍事を心軸として囘旋するが故に...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...私どものことをあなたの聖(きよ)き御親戚枢機官様へよろしくお願いいたします...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...後に枢機官となりブザンソンの大司教となって一八三〇年に死んだ人である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...目付というのは藩の枢要の地位で...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...その研究が国家に枢要な研究であるか否かの判断を誰(だれ)がするかという点なのである...
中谷宇吉郎 「語呂の論理」
...枢府の原嘉道氏は...
蜷川新 「私の歩んだ道」
...いまでは経済界中枢の人物で...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...国家枢要の位置に据つて...
平田禿木 「趣味としての読書」
...暑さのために神経中枢の調子が狂った奴だったんだそうだがね...
平林初之輔 「鉄の規律」
...参枢機...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...例えば「二夫に見(まみ)ゆべからず」という客観的の倫理を建ててこれを婦人の生命――生活の中枢――とすることを強(し)いたのが従来の貞操倫理である...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...陣の中枢を離れて...
吉川英治 「上杉謙信」
...枢軸(すうじく)の後醍醐をうしなった南朝の朝廷は...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??