...侍女や、枢密議員や、側近の貴族らを従えながら玉座に坐って、彼女は大使の念入りな奏上に、いと優雅に耳傾けていた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...枢密議員たちの眼前に錠はおろされた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...脳中枢ニ僅カナ変化ガアルノデ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...次の枢相の椅子はウマク行けば自分に来るし...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...一木枢府議長の引退を希望するという態度を明らかにした...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...意識中枢が先ずアルコールに侵されるらしい...
豊島与志雄 「慾」
...更に枢機官職と法王の位との間にはただ徒(いたず)らなる投票があるのみである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...当尾張の国は東海の中枢に位するのみならず...
中里介山 「大菩薩峠」
...「この間都築馨六(つづきけいろく)さん(枢密顧問官)にあいましてね...
野村胡堂 「胡堂百話」
...不怪他年枢要路...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」文中古事記、孝経、論語、素問、霊枢、法華経普門品は註することを須(もち)ゐぬであらう...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...参枢機...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...敵はその辺りを中枢(ちゅうすう)として水陸に充満していた...
吉川英治 「三国志」
...その軸枢(じくすう)をまず見失い...
吉川英治 「三国志」
...唇(くち)に玉枢宝経(ぎょくすうほうきょう)を小声で誦(ず)している態(てい)なのだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...西軍の中枢勢力であったから...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...その中枢の信仰者である王朝貴族たちは...
吉川英治 「平の将門」
...これらの大臣大連は西方文化との接触と中央集権の努力とをその活動の枢軸としている...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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