...中枢とかいう奴のおのれ一人の力じゃないじゃねえか...
伊藤野枝 「ある男の堕落」
...伯爵はもっぱら枢密会議に精力を集中するのが一番いいのであって...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...それが脳神経中枢のどこかに特殊の刺激となって働く...
寺田寅彦 「映画と生理」
...もしこの相違が中枢的なものであるならば...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...正に方法を中心とした中枢的把握である他はないが...
戸坂潤 「科学方法論」
...方法的理解――方法を中心とする中枢的把握――と云ったが...
戸坂潤 「科学方法論」
...枢(とぼそ)は砂を噛(か)んで軋(きし)った...
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」
...枢密顧問官シュテファン・フォン・ケリッヒの未亡人となって間もないヨゼファ・フォン・ケリッヒ夫人は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...私どものことをあなたの聖(きよ)き御親戚枢機官様へよろしくお願いいたします...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ボルドーの大司教だったスールディー枢機官の弟のアリューイ侯爵ヴィルジナル氏は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...宗教の権力の中枢が...
中井正一 「美学入門」
...こういう順序で警視庁の神経中枢に伝達されたのであった...
久生十蘭 「魔都」
...トリエルの枢密顧問官であった...
宮本百合子 「カール・マルクスとその夫人」
...枢密顧問官の娘として育ったイエニー...
宮本百合子 「カール・マルクスとその夫人」
...近代戦における神経中枢とも言わるべき暗号通信操作の中心地帯についての記録風の解説や描写が質量ともに目立つように取りあつかわれている点と...
三好十郎 「恐怖の季節」
...その中枢に位置しているため...
吉川英治 「三国志」
...その軸枢(じくすう)をまず見失い...
吉川英治 「三国志」
...議は枢密院(すうみついん)に移り...
吉川英治 「新・水滸伝」
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