...イギリスの枢密院は...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...枢密会議の席上で凄まじい論争が続いた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...そっと手をかけてみると扉の枢(くるま)はすぐ落ちた...
田中貢太郎 「水魔」
...少なくも一国の為政の枢機に参与する人々だけは...
寺田寅彦 「天災と国防」
...つまり一切の人間的認識を一貫する枢軸なのだ...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...政府の枢機は軍事を心軸として囘旋するが故に...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...王弟の聴罪師であって後にランスの大司教となり枢機官となったド・ラティル氏に...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...天下の枢機(すうき)を託すべき男ではない――また勝は一代の学者であるという評判に対して...
中里介山 「大菩薩峠」
...いまでは経済界中枢の人物で...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...国家枢要の位置に据つて...
平田禿木 「趣味としての読書」
...小さなワイマールの市で枢密顧問官であったゲーテの祖父が...
宮本百合子 「カール・マルクスとその夫人」
...弟に授くるに父蘭軒の手づから校する所の霊枢を以てした...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...次に忌日吾を祭る時は孝経第一、次に論語、忌日広く吾を祭らむと思はば、内経素問、内経霊枢、次に甲乙経、第三は通俗に随て、請僧誦仏経...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...『霊枢』の如きも「不精則不正当人言亦人人異(せいならざればすなわちせいとうたらずじんげんまたじんじんことなる)」の文中...
森鴎外 「渋江抽斎」
...あの枢機官殿にとってはまことに名誉千万なことと思う...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その男は枢要な位置にいる人間のようだ...
山本周五郎 「風流太平記」
...近代文学の神経中枢とも見るべき探偵小説を読まない奴はモダンたあ云えないぜ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...中枢の政権でも取ったうえなら知らない事だがと...
吉川英治 「源頼朝」
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