...それに搭載して敵国の中枢部を破壊する革命的兵器は...
石原莞爾 「最終戦争論」
...現在お互いの仕事の生々しい中枢点に集中せしめるのが...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...心は支配者として胸の中枢なる心臓に座し...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...この日ヴュルテンブルグ枢密議官ドイツ国会代議士フォン・ビューレルは全ドイツ国民は均(ひと)しくこれ平和を好む者なれども今にしてその兵備を緩にすることあたわざるは...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...クリティシズムの骨肉をなすこの組織や枢軸なるものは...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...一木枢府議長の引退を希望するという態度を明らかにした...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...その限り立派に文化の一つの枢軸をなすものではなかったか...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...枢機官になる望みもないその教区のうちに籠(こも)り...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ベリュールは枢機官であったから...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...父も久しく藩の枢要に当っていて...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...その研究が国家に枢要な研究であるか否かの判断を誰(だれ)がするかという点なのである...
中谷宇吉郎 「語呂の論理」
...少年の遠心性神経は中枢神経を無視してゐる...
北條民雄 「童貞記」
...そして霊枢を開いて「陰陽二十五人篇」を読んだ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その持つて来た霊枢を己に譲つてくれい...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...油の引いてある枢(くるる)が滑かに廻つて...
アンリ・ド・レニエエ Henri de Regnier 森林太郎訳 「復讐」
...評定所衆とよばれる枢機(すうき)の重臣たちがそろっていた...
吉川英治 「私本太平記」
...その枢機(すうき)にまで参加した...
吉川英治 「私本太平記」
...殊に、宮枢の秘に触れ、天皇、上皇、妃嬪たちをも、一列の登場人物とみなして、淡々と、えがいてみたい希(ねが)いを伴っています...
吉川英治 「随筆 新平家」
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