...それに搭載して敵国の中枢部を破壊する革命的兵器は...
石原莞爾 「最終戦争論」
...枢密会議の席上で凄まじい論争が続いた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...その画策を陛下の首席国務大臣ならびに尊敬すべき枢密院に暴露させたもうたのである...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...有機体ではいかなる末梢(まっしょう)といえども中枢機関と有機的に連関しているので...
寺田寅彦 「破片」
...方法的理解――方法を中心とする中枢的把握――と云ったが...
戸坂潤 「科学方法論」
...自然科学などではこの人工的約束による言葉(即ち記号)を使って定式や普通の文章の構成中枢とするのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...」と叫ぶ枢機官の鋭い声を聞いたものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...父は現在枢要にもいたのであるから...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...物の匂いが脳の中枢に感じて...
アンブローズ・ビヤース Ambrose Bierce 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...金繍(きんしゅう)の職帯(しょくたい)をしめ大きな立毛のついた礼帽をかぶった枢機員が...
久生十蘭 「新西遊記」
...支那では人ばかりか枢星(すうせい)の精も虎と為(な)るという...
南方熊楠 「十二支考」
...また枢機官ドッサ Cardinal d’Ossat の書簡中にも...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...もとの枢機官カラッファに給仕頭としてその死に到るまで仕えた或るイタリア人と語りあったためである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...近代文学の神経中枢とも見るべき探偵小説を読まない奴はモダンたあ云えないぜ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...だからどんな枢密の政事にもあずかった...
吉川英治 「三国志」
...議は枢密院(すうみついん)に移り...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ここの中枢部の意志を伝えるには...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...また天下の枢機(すうき)にも参じ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
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