...結果無しと書いたものが残っておらぬだけだ...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...遂に果無い最期をとげてしまったという...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...果無さとも軽々しくはいいきれない冷い運命の下にあるように思われた...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...親にろくろく飯を喰べさせることができないのを果無(はかな)んで首をくくった者もございます」しばらく声をのみ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...馬鹿くさく果無(はかな)く思われ...
太宰治 「虚構の春」
...(安すぎる)愛情を去れ、好悪を捨てよ、因果無人、即今如是如是...
種田山頭火 「一草庵日記」
...今から考えてみれば果無(はかな)い努力を続けているうちに...
中谷宇吉郎 「小さい機縁」
...一切が果無き幻にをはる處...
波多野精一 「時と永遠」
...出頭して自白した犯罪者にも恩赦が与えられたが効果無く...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...無花果の果無花果(ムカカ)はイチジクである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...昭和十一年正月遽かに果無(はかな)くなられた...
柳宗悦 「赤絵鉢」
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