...冷静且つ果断に事件の心臓部を突破せにゃならないんだッ...
海野十三 「地球盗難」
...君の勇気と果断に感謝する...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...その仕打ちのわれながらむしろ果断に過ぐるを思わざるにあらざりしも...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...四十四「Kの果断に富んだ性格は私(わたくし)によく知れていました...
夏目漱石 「こころ」
...果断に富んだ彼の性格が...
夏目漱石 「こころ」
...けれども果断に違なかった...
夏目漱石 「明暗」
...寛仁によってではなく権威と果断によってであった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これには「生れつき英明果断にして俊敏」とか...
山本周五郎 「若き日の摂津守」
...悔いたり迷っていない果断にある...
吉川英治 「上杉謙信」
...果断に富むことである...
吉川英治 「三国志」
...すでに曝(さら)された以上はなお果断に果断をとってその根絶を計ろうとするのが当事者の常道である...
吉川英治 「私本太平記」
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