...われわれはこの事を忘れて果てのない議論に時間を空費している...
寺田寅彦 「人の言葉――自分の言葉」
...」ディアレストにお仲間でいてもらうには代償を支払う必要があることに彼は気づいた――果てのない警護という代償だ...
H・ビーム・パイパー H. Beam Piper The Creative CAT 訳 「最愛の君」
...どこまで行つても果てのない隧道のやうなものだつた...
北條民雄 「道化芝居」
...底なしの谷に果てのない湖海そして深淵と洞窟と巨人の森...
エドガー・A・ポオ Edger A. Poe 「ポオ異界詩集」
...皆果てのない霧に包まれてしまつてゐる...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...――それが生涯果てのない道であっても……」二人の若い弥陀(みだ)の弟子たちは...
吉川英治 「親鸞」
...「ゆるしてくれ」苦しい、心の遠くで、「旅だ、果てのない旅だ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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