...川の支流をさかのぼることになるのだが...
岩野泡鳴 「鹽原日記」
...ドンナイ河をさかのぼること六十キロのところにある...
海野十三 「火薬船」
...その記憶は神話時代以前にさかのぼる...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...戦死せる高市茂夫氏の遺骨にぬかづいて供へまつる柿よ林檎よさんらんたりなむあみだぶつなむあみだぶつみあかしまたたく蝋涙いつとなく長い秋も更けてわかれていそぐ足音さむざむひなたしみじみ石ころのやうにさかのぼる秋ふかい水が渡れない或る老人ひなたぢつとして生きぬいてきたといつたやうな十二月四日 曇...
種田山頭火 「四国遍路日記」
......
種田山頭火 「旅日記」
...医療費を催促しない医者白老川をさかのぼること約14粁...
知里真志保 「生きているコタンの銅像」
...いずれもかなりな灰色の昔にまでその発達の径路をさかのぼる事ができるであろう...
寺田寅彦 「映画芸術」
...われわれの祖先を千年前にさかのぼると...
寺田寅彦 「自画像」
...おそらく芭蕉以前かなり遠い過去にさかのぼることができるであろうということは...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...原因にさかのぼることなく結果をのみ考察するこの一派は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...自然が引きだされた源たるロゴスにさかのぼるのである...
中井正一 「美学入門」
...明治三十七年の早春にさかのぼる...
野村胡堂 「胡堂百話」
...ライン峡谷をさかのぼる思ひを持つて...
牧野信一 「浪曼的月評」
...それもさかのぼると...
三木清 「読書遍歴」
...前述六〇一頁最終行にさかのぼる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...そこへさかのぼる日の近いことは...
吉川英治 「三国志」
...幼少にまでさかのぼる...
吉川英治 「私本太平記」
...四道将軍時代の古墳群だの、先住民族のエゾ穴だの、さかのぼると、考古学地層まで入ってしまう...
吉川英治 「随筆 新平家」
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