...枉げて赦してとらすとしよう...
芥川龍之介 「地獄變」
......
内田魯庵 「八犬伝談余」
...枉げて東道の主人となり給はずや』といふ...
大町桂月 「鹽原新七不思議」
...其作者の意志が真を枉げて偽を伝えんと欲したるに在るを...
高木敏雄 「比較神話学」
...理を非に枉げて良民を害したから...
田中貢太郎 「富貴発跡司志」
...本員等又政府に對する質問は暫く枉げて中止することゝし...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...此の場合は質問どころか意を枉げて之を控へて國の一致團結を圖り...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...然れどもアカイア軍勢意を枉げて...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...法を枉げてよい司政は御座りませぬ...
直木三十五 「大岡越前の独立」
...法を枉げてもよい...
直木三十五 「大岡越前の独立」
...枉げて佐和山の城へお立寄りを願いたい...
中里介山 「大菩薩峠」
...徒らに法律の原則を枉げて他国の人間に忠義立てすることではない...
久生十蘭 「魔都」
...枉げてもこの願ひを聴き入れて下さい!」と...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...枉げて學問の社會を脱するのみ...
福沢諭吉 「帝室論」
...僕のお祝いだそうだから枉げて出てくれないかなア...
横光利一 「旅愁」
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