例文・使い方一覧でみる「枉」の意味


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...人気(じんき)の前(まへ)に屈(わうくつ)して其奴隷(どれい)となるは少(すこ)しも珍(めづ)らしからず...   人気の前に枉屈して其奴隷となるは少しも珍らしからずの読み方
三文字屋金平 「為文学者経」

...そこで余儀なく自己の意思を(ま)げ...   そこで余儀なく自己の意思を枉げの読み方
大隈重信 「選挙人に与う」

...目的を達成するまでは断じて素志を(ま)げぬ...   目的を達成するまでは断じて素志を枉げぬの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...所信を主張して(ま)げなかった...   所信を主張して枉げなかったの読み方
大鹿卓 「渡良瀬川」

...然れどもアカイア軍勢意をげて...   然れどもアカイア軍勢意を枉げての読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...それをどこまでも(ま)げまいための横着さといふものがあつて...   それをどこまでも枉げまいための横着さといふものがあつての読み方
徳田秋声 「チビの魂」

...大隈伯の屡々失敗して飽くまで其の自信をげざるは猶ほ献身的宗教家の如し故に伊藤侯は得意の日に驕色あり大隈伯は得失を以て喜憂せず...   大隈伯の屡々失敗して飽くまで其の自信を枉げざるは猶ほ献身的宗教家の如し故に伊藤侯は得意の日に驕色あり大隈伯は得失を以て喜憂せずの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...法をげてよい司政は御座りませぬ...   法を枉げてよい司政は御座りませぬの読み方
直木三十五 「大岡越前の独立」

...道を(ま)げてたずねてみたものと思われる...   道を枉げてたずねてみたものと思われるの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...彼(かれ)は小言(こごと)は耳(みゝ)へも入(い)れないで「※(ねえ)よう見(み)ろよう」と小笊(こざる)を(ま)げてはちよこ/\と跳(は)ねるやうにして小刻(こきざ)みに足(あし)を動(うご)かしながらおつぎの譽(ほ)める詞(ことば)を促(うなが)して止(や)まない...   彼は小言は耳へも入れないで「※よう見ろよう」と小笊を枉げてはちよこ/\と跳ねるやうにして小刻みに足を動かしながらおつぎの譽める詞を促して止まないの読み方
長塚節 「土」

...なんと阿呆らし奴等は祈る霽((は))れたる空の光の方へひどく体(からだ)を捩じ((ま))げてそれで奴等の股引は裂けそれで奴等の肌襦絆冬の風にはふるふのだ...   なんと阿呆らし奴等は祈る霽)れたる空の光の方へひどく体を捩じ枉)げてそれで奴等の股引は裂けそれで奴等の肌襦絆冬の風にはふるふのだの読み方
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」

...がつた木杭さながらの彼等の足は...   枉がつた木杭さながらの彼等の足はの読み方
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」

...主張を(ま)げることもする...   主張を枉げることもするの読み方
新渡戸稲造 「ソクラテス」

...党の規律は私事をもって(ま)ぐべからず...   党の規律は私事をもって枉ぐべからずの読み方
平林初之輔 「鉄の規律」

...一方どこまでも己をげず...   一方どこまでも己を枉げずの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...――で、まことにご迷惑でしょうが、やがて玄徳公からお沙汰のあった節は、(ま)げても、召しに応じていただきたい...   ――で、まことにご迷惑でしょうが、やがて玄徳公からお沙汰のあった節は、枉げても、召しに応じていただきたいの読み方
吉川英治 「三国志」

...たびたび駕(が)を(ま)げ給うては...   たびたび駕を枉げ給うてはの読み方
吉川英治 「三国志」

...(ま)げてもご出席あらるるようにとのお伝えでござる...   枉げてもご出席あらるるようにとのお伝えでござるの読み方
吉川英治 「親鸞」

「枉」の読みかた

「枉」の書き方・書き順

いろんなフォントで「枉」

「枉」の英語の意味

「枉なんとか」といえば?  


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