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高浜虚子 「俳句への道」
...枇杷の実がつぶらに色づいてきた...
種田山頭火 「行乞記」
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種田山頭火 「行乞記」
...枇杷の花がほろ/\こぼれる...
種田山頭火 「其中日記」
...・人がきたよな枇杷の葉のおちるだけ・生きられるだけは生きやう草萠ゆる(追加二句)・萠ゆる草枯るる草に風が強い・晴れて風ふき仕事を持たない・やつぱりひとりがよよ(マヽ)しいい(マヽ)雑草(再録)五月十一日起きてまづ空を仰ぐ...
種田山頭火 「其中日記」
...・こゝに枯れたるこの木の冬となる(庵の枇杷樹)・大根漬けてから長い手紙を書く・ひなたはあたゝかくやがて死ぬる虫いつとなく草枯れて家が建ち子が泣いてゐるお寺の鐘が鳴りだしました蔦紅葉病めるからだをあるかせてゐるよ草の実よ虫なくや咳がやまないなんだか人なつかしい草はみのつてゐるみちあまりひつそりして死相など考へては十一月十一日のどかな晴れ...
種田山頭火 「其中日記」
...庭には梅、桜、桃、椿、山吹、夏蜜柑、紫陽花、柘榴(ざくろ)、金木犀、枇杷(びわ)、山茶花等、四季の花が咲く...
外村繁 「澪標」
...桃や枇杷が熟しました...
豊島与志雄 「幻の園」
...又枇杷の実の黄色に熟したるさま...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...一枇杷(びわ)の実は熟して百合(ゆり)の花は既に散り...
永井荷風 「夏の町」
...枇杷の芽は梅よりも伸びるのが早く...
永井荷風 「枇杷の花」
...枇杷の実はわたくしが始めて心づいたその翌日(あくるひ)には...
永井荷風 「枇杷の花」
...枇杷島(びわじま)の青物市場へ青物をつけて行った一頭の馬が...
中里介山 「大菩薩峠」
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長塚節 「長塚節歌集 上」
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林芙美子 「新版 放浪記」
...枇杷(びわ)の方は有名な房州南無谷(なむや)の白枇杷だし...
村井弦斎 「食道楽」
...枇杷(びわ)は小粒で軸付きのまま十粒ぐらいに葉を三...
山本笑月 「明治世相百話」
...それからは例の櫟の林、名もない木立の冬枯、やがて枇杷の畑、蜜柑の畑...
若山牧水 「樹木とその葉」
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