...彼女は一卵性の東洋人の姉妹と一緒に旅行したいと思っている...
...西洋人か東洋人か...
芥川龍之介 「南京の基督」
...兎角精神偏重の風ある東洋人は...
伊藤左千夫 「茶の湯の手帳」
...「エンジンはつづいて好調」かの東洋人は...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...川上機関大尉らしい東洋人のその後の行方については...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...おまえは東洋人の子供だな...
海野十三 「海底大陸」
...東洋人にのみ強いのは何故であろうか...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...東洋人の旅はなつかしい読物だつた...
種田山頭火 「其中日記」
...もしグリーンウッド警部がきわどいところで東洋人の腕をグイとひつぱつてねらいをそらさなかつたら...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...しかしたとえ東洋人のでもそれがほんとうにいいものでさえあれば...
寺田寅彦 「時事雑感」
...津田君の小品ではこの東洋人がむき出しに顔を出している訳である...
寺田寅彦 「二科会その他」
...フィンランドの公爵と二人の上品な東洋人が...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...東洋人に負けたくはない...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...駅に着くと東洋人の三人だけだったので...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「悪の帝王」
...東洋人(トンヤニー)絵具箱をひらけとせがむ...
三岸好太郎 「上海の絵本」
...東洋人の値を好く買いそうな貨物(しろもの)だ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...誰も東洋人にあんな絵が見られようとは思わなかったんだな...
横光利一 「旅愁」
...持ち前の東洋人の無頓着さが礼儀の間から綻び出て...
横光利一 「旅愁」
...昔の牢獄の中へ帝王の大典のめでたい記念を飾ると云ふ事は東洋人の為相(しさう)にない事である...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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