...予は永久に毎月この日をもってこの一室に諸友の来遊を待つことと定めた...
石原純 「左千夫先生への追憶」
...はじめて外人の来遊を引くべし...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...これが当時我が国に御来遊中であった英国の皇子コンノート殿下のお目に止まり...
上村松園 「画筆に生きる五十年」
...来遊されていた英国の皇子コンノート殿下のお目にとまり...
上村松園 「わが母を語る」
...ダンチェンコは深く二葉亭に服して頻りに露都への来遊を希望し...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...大使の御来遊延期を申出(もうしい)でたけれど...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...鎌倉に来遊せし時...
高浜虚子 「五百句」
...時を同じゅうして来遊の噂ある伊藤公爵とわが蔵相との会見は...
林不忘 「安重根」
...宿直だから来遊を待つ...
種田山頭火 「其中日記」
...清三は荻生さんにも来遊をうながした...
田山花袋 「田舎教師」
...白はあまり黒の来遊(らいゆう)を拒まなくなった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...松陰の来遊、あたかもこの時にあり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...御閑暇もあらば御来遊下さい...
野呂栄太郎 「平野義太郎宛書簡」
...本年春の頃或る米国の貴婦人が我国に来遊して日本の習俗を見聞する中に...
福沢諭吉 「女大学評論」
...英吉利(イギリス)の王子が日本に来遊...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...元来(がんらい)英国人とは反りが合わずに、云(い)わば日本贔屓(びいき)の人でありながら、今度来遊、その日本の実際を見て何分にも贔屓が出来ぬ、こんな根性の人民では気の毒ながら自立は六(むず)かしいと断言したこともある...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...万里来遊日本東...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...東京より懇意のH医師来遊...
吉川英治 「年譜」
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