...外国人の来遊を待つの策を立つるよりほかなし...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...これに反して外国人の来遊を待つの策は...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...インド諸邦にある西洋人の日本に来遊するものは...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...ダンチェンコが来遊した...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...ダンチェンコは深く二葉亭に服して頻りに露都への来遊を希望し...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...大使の御来遊延期を申出(もうしい)でたけれど...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...宿直だから来遊を待つ...
種田山頭火 「其中日記」
...白はあまり黒の来遊(らいゆう)を拒まなくなった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...病気以来遊びに来ない日のなくなった青江は久能の部屋に這入ったきり出ていこうとしなかった...
豊田三郎 「リラの手紙」
...葉松石は同じころ、最初の外国語学校教授に招聘(しょうへい)せられた人で、一度帰国した後、再び来遊して、大阪で病死した...
永井荷風 「十九の秋」
...タンスマン(Alexandre Tansman1897― )日本へ来遊したことがあるので興味が深い...
野村胡堂 「楽聖物語」
...御閑暇もあらば御来遊下さい...
野呂栄太郎 「平野義太郎宛書簡」
...安南の皇帝が日本に来遊されていることすらすでに厄介な問題なのに...
久生十蘭 「魔都」
...親日派の宗皇帝がしばしば日本に来遊されることはすでにフランス本国でも重大な問題になっており...
久生十蘭 「魔都」
...元来(がんらい)英国人とは反りが合わずに、云(い)わば日本贔屓(びいき)の人でありながら、今度来遊、その日本の実際を見て何分にも贔屓が出来ぬ、こんな根性の人民では気の毒ながら自立は六(むず)かしいと断言したこともある...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...母の来遊の日を変に楽しく待ち遠しがつたりした...
牧野信一 「鏡地獄」
...万里来遊日本東...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...皇叔のご来遊を願って...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索