...予は永久に毎月この日をもってこの一室に諸友の来遊を待つことと定めた...
石原純 「左千夫先生への追憶」
...洋人果たして来遊するの目的ありや...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...インド諸邦にある西洋人の日本に来遊するものは...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...来遊の外国人を当て込んで...
岩野泡鳴 「耽溺」
...大使の御来遊延期を申出(もうしい)でたけれど...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...仏の笑顔5・24(夕)先日(こなひだ)来遊した露国の詩人バリモントは...
薄田泣菫 「茶話」
...宿直だから来遊を待つ...
種田山頭火 「其中日記」
...白はあまり黒の来遊(らいゆう)を拒まなくなった...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...又た来遊外人の重もなるものは...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...葉松石は同じころ、最初の外国語学校教授に招聘(しょうへい)せられた人で、一度帰国した後、再び来遊して、大阪で病死した...
永井荷風 「十九の秋」
...ロッチが初て日本に来遊したのは...
永井荷風 「西瓜」
...故山(こざん)に還(かえ)る時一句を残して曰く行春(ゆくはる)の富士も拝まんわかれかな蘇山人湖南の官衙(かんが)にあること歳余(さいよ)病(やまい)を得て再び日本に来遊し幾何(いくばく)もなくして赤坂(あかさか)一(ひと)ツ木(ぎ)の寓居に歿した...
永井荷風 「日和下駄」
...この間英吉利(イギリス)から来遊したキチナー元帥に...
夏目漱石 「門」
...二人分の食器しかない」「そうそう」「皇帝が日本へ来遊されたのはこれが最初でございますか」「いや...
久生十蘭 「魔都」
...親日派の宗皇帝がしばしば日本に来遊されることはすでにフランス本国でも重大な問題になっており...
久生十蘭 「魔都」
...あなたがホルトゥイシチェへ御来遊下さらなきやあ承知いたしませんよ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...前年外国よりある貴賓の来遊したるとき...
福沢諭吉 「日本男子論」
...日本来遊の外人達の間に...
夢野久作 「能とは何か」
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