...このお菓子の来由は何ですか?(きたる)...
...彼女の来由を知りたい...
...来由の不明な物件は危険です...
...来由を明かさずに急に訪問されると、不安になる...
...「来由を明かす」とは、本当の理由を話すことです...
...感興の来由するところ相邇(ちか)きをたづねて仮にわかてるのみ...
石川啄木 「一握の砂」
...「吶喊」となって現われた来由(わけ)である...
魯迅 井上紅梅訳 「「吶喊」原序」
...余(よ)答(こたへ)てまづ食(しよく)終(をはり)てテンプラの来由(らいゆ)を語(かたる)べしといひつゝ(さけ)のてんぷらを飽(あく)までに喰(しよく)せり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...もみ五六十粒与(あた)へたるを国へ持かへりて事の来由(よし)を申て邦君(はうくん)に奉りしを...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...「菜摘邨来由(なつみむららいゆ)」と題する巻物が一巻...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...そのうち菜摘邨来由の巻物は...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...初は『自作自評』と題して旧作の一篇ごとに執筆の来由を陳(の)べ...
永井荷風 「正宗谷崎両氏の批評に答う」
...されば南岳の水練に巧なるけだし来由する所ありといふべきなり...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...元来由緒ある門地...
藤野古白 藤井英男訳 「戦争」
...その来由をも質(ただ)さずして直ちに判官席に案内したからの事であった...
穂積陳重 「法窓夜話」
...従来由緒もっとも古き立派な社三つありしを...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...しかしそれがわたくしの目を惹いたには自ら来由がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...それがこの世に現われた来由を説くことは同じで...
柳田国男 「海上の道」
...互いに孤存(こぞん)してそれぞれにほぼその来由が考えられる...
柳田国男 「海上の道」
...来由の知れているものを次々に引き去って行けば...
柳田國男 「地名の研究」
...始めてその来由を明らかにすることが出来る...
柳田国男 「年中行事覚書」
...明らかにその来由を理解しえなかった...
柳田国男 「雪国の春」
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