...東京から来援したものを加えて三百余の頭数だった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...もちろん今の英国監視艦の通報によって来援の...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...城を仰いで大声に主公(しゅこう)の大軍すでに出発したれば来援(らいえん)三日を出(い)でぬであろう...
新渡戸稲造 「自警録」
...去年馬を食い酒を貰(もろ)うた者三百余人来援し大いに克(か)ちて晋の恵公を擒(とりこ)にした...
南方熊楠 「十二支考」
...いよいよ苦戦に陥るや王エドワードに向って来援を乞うた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...詰侍の来援を求めた...
吉川英治 「剣難女難」
...もし熊野水軍の来援(らいえん)がわかったなら...
吉川英治 「私本太平記」
...田辺水軍の来援をうながしていたのだが...
吉川英治 「私本太平記」
...顕家の不撓(とう)不屈(くつ)な来援は...
吉川英治 「私本太平記」
...外部からの御来援と聯絡のつく方法があるのではなかろうか...
吉川英治 「新書太閤記」
...毛利に来援を催促しても...
吉川英治 「新書太閤記」
...これへ来援してくる場合の大勢をもあらかじめ察するに便であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...その来援を促(うなが)して発したのである...
吉川英治 「新書太閤記」
...長秀の来援を伝えて来たので...
吉川英治 「新書太閤記」
...一隊をひきつれて来援し...
吉川英治 「新書太閤記」
...港内にはエヂプト艦隊の他にグヂェラート王の提督の艦隊やカリカットからの来援艦隊もいたが...
和辻哲郎 「鎖国」
...スペインの食糧船を乗取った食詰め者の一群が来援するというようなことになった...
和辻哲郎 「鎖国」
...将軍側近の長岡藤孝らの守備や和田惟政らの来援で...
和辻哲郎 「鎖国」
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