...あなたの来意は何ですか?(訪問の目的を尋ねる)...
...来意を述べる前に、少し打ち合わせが必要です...
...彼女の来意は何かわからい...
...彼の来意が理解できなかった...
...来意を伝えるために、あなたのサポートが必要です...
...衛兵に来意をつげると...
海野十三 「宇宙戦隊」
...漱石氏は振返って私を見たので近づいて来意を通ずると...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...私は、その女の子のひとりに、来意を告げ、彼の宿直の部屋に電話をかけてもらいます...
太宰治 「東京だより」
...それを囲む文化的政治活動組織の破壊とを本来意味する筈なのだが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...書信の往復も間遠になった折のこの突然の来意の手紙が...
豊島与志雄 「恩人」
...すぐにその来意を問うとお民は長い袂をすくい上げるように膝の上に載せ...
永井荷風 「申訳」
...今日ここへ神尾をそそのかしに来た来意のほどを申し出る段取りになりましたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...簡単に来意を述べました...
中里介山 「大菩薩峠」
...来意を通じると、しばらくのあいだは、正気を回復するために、上野(うえの)の森をながめていたが、突然「おいでかもしれません」と言って奥へはいって行った...
夏目漱石 「三四郎」
...尼などと云うものは元来意地のわるい女のうちでもっとも意地のわるいものであるが...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...其(その)弟子に来意を告げると...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...丁寧に来意を告げて泊めて呉れるやうに依頼した...
吉江喬松 「伊良湖の旅」
...むしろこれへ入って来た闖入者(ちんにゅうしゃ)の来意を問わんとするかのような態度だった...
吉川英治 「私本太平記」
...ご来意(らいい)は?」「はッ」信濃守(しなののかみ)は...
吉川英治 「神州天馬侠」
...来意は、嘉治さんが説明、砕花氏が、また、先方を、気楽にさせる...
吉川英治 「随筆 新平家」
...ガマは通弁によって来意を告げた...
和辻哲郎 「鎖国」
...彼が最初使者をして告げしめた来意にいう...
和辻哲郎 「鎖国」
...わたくしが来意をつげると...
和辻哲郎 「夢」
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