...あなたの来意は何ですか?(訪問の目的を尋ねる)...
...来意を述べる前に、少し打ち合わせが必要です...
...彼女の来意は何かわからい...
...彼の来意が理解できなかった...
...来意を伝えるために、あなたのサポートが必要です...
...庭田が切口上で来意を通じるのをきくとやはり請願運動に就いてである...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...主婦は彼から来意を聞かされても...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...房一は来意を告げた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...それを囲む文化的政治活動組織の破壊とを本来意味する筈なのだが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...極めて簡単明瞭に来意の要領を...
中里介山 「大菩薩峠」
...来意を述べると、鳥井さんは、「そういう心配は全然要らない...
中谷宇吉郎 「鳥井さんのことなど」
...彼はようやく自分の姓名を名乗ると共に手短かく来意を告げる機会を得た...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...初対面の挨拶が済んで私は来意を尋ねた...
森鴎外 「二人の友」
...石舟斎は、木陰の床几(しょうぎ)へ、彼を招じ、自分も一憩(ひとやす)みと腰かけて、「いつもお身軽ではあるが、今日はまた、何事で?」と、来意をたずねた...
吉川英治 「剣の四君子」
...襄城第一の謀士賈(かく)は、曹操の使いを迎えて、心中大いに祝しながら、来意を問うと、劉曄は、「当今、乱麻(らんま)の世にあたって、その仁、その勇、その徳、その信、その策、真に漢の高祖のような英傑を求めたなら、わが主君、曹操をおいてはほかにあろうとも思われません...
吉川英治 「三国志」
...「ともあれ、どうぞ……」と、書堂に請(しょう)じて、来意をたずねた...
吉川英治 「三国志」
...ご来意(らいい)は?」「はッ」信濃守(しなののかみ)は...
吉川英治 「神州天馬侠」
...さて何用でと来意を訊くと...
吉川英治 「新・水滸伝」
...立話のまま来意を話しだした...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...珍らしい武器の用法や白人の来意などを説明して聞かせた...
和辻哲郎 「鎖国」
...その来意は自分たちが海の彼方の強い君主から派遣されてアタワルパの勝利を祝いその戦いを助けるために来たのだということであった...
和辻哲郎 「鎖国」
...多分久留米附近にいたと思われる宗麟を訪ねて来意をのべたが...
和辻哲郎 「鎖国」
...わたくしが来意をつげると...
和辻哲郎 「夢」
便利!手書き漢字入力検索