...彼との来往はあまりない...
...外交のために来往する必要がある...
...彼らの家は顧客の来往が多い...
...江戸時代、大名たちは幕府への来往が義務づけられていた...
...出張での東京と大阪の来往を3日間でこなす...
...来往の船は自ら点す燈におのが形を示し...
饗庭篁村 「良夜」
...苦楽の境裏を来往するに寸分の差等あることなし...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...来往の者も稀疎にして追々暁方に及べる時...
太宰治 「津軽」
...当時ハシバ/\来往シタ覚エガアルガ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...実は過日来往返(おうへん)の毎(たび)に斗満橋(とまむばし)の上から見て羨(うらや)ましく思って居たのだ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...常に夫の終始順境を来往する伊藤山県両公と盛名をうし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...古来往々愛国者の口より聞く所なりと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...日に学者政治家と来往して気を吐く...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...僅(わずか)に群集の来往(らいおう)せるさまを想像せしむるに過ぎず...
永井荷風 「江戸芸術論」
......
永井荷風 「向嶋」
...諸酋長(しゅうちょう)の来往...
中島敦 「光と風と夢」
...来往(らいおう)常(つね)ならずして身を終るまで円満(えんまん)の安心(あんしん)快楽(かいらく)はあるべからざることならん...
福沢諭吉 「瘠我慢の説」
...一結廬古城下(いほりをむすぶこじようのした)時登古城上(ときどきのぼるこじようのうへ)古城非疇昔(こじようむかしのままにあらず)今人自来往(こんじんおのずかららいあうす)坂を登り...
牧野信一 「三田に来て」
...今人自ら来往す――一九三二年...
牧野信一 「私の万年筆」
...家々来往祝三元...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...多分はいわゆる倭寇(わこう)時代の船の来往によって...
柳田国男 「海上の道」
...或いは時あってこの地に来往していたかと...
柳田国男 「海上の道」
...城内城下はこの日も来往の諸大将とその兵馬で輻輳(ふくそう)していた...
吉川英治 「黒田如水」
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