...向うから来かかる人がある...
伊藤野枝 「転機」
...下り坂へ来かかると...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...わが国の地震学者や気象学者は従来かかる国難を予想してしばしば当局と国民とに警告を与えたはずであるが...
寺田寅彦 「天災と国防」
...将来かかる事を材料として声明書は出さないという弁疏をさえさせられることになったのである...
戸坂潤 「社会時評」
...溯って云えば自然が元来かかる在り方以外の何物でもなかった...
戸坂潤 「性格としての空間」
...「わしがここまで来かかるとな」と爺さんは話してきかせました...
豊島与志雄 「キンショキショキ」
...丁度来かかる川端には...
永井荷風 「すみだ川」
...種田順平は松屋の時計を眺めては来かかる人影に気をつけている...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...六間堀(ろっけんぼり)の横町へ来かかる頃には...
永井荷風 「雪の日」
...芝浜へ向いた用心門のところまで来かかると...
中里介山 「大菩薩峠」
...この場へ来かかるまではかなりの時間を要します...
中里介山 「大菩薩峠」
...そこへ来かかると...
原民喜 「小さな村」
...植溜から灰会所(はいかいしょ)のかどを曲って新大橋のたもとまで来かかると...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...日比谷公園の方から来かかると...
久生十蘭 「魔都」
...そのむけたあとに生えて来かかる肉芽...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...滝次こらえて気が狂ったように真向から打下して来かかるのをかわしもしないでバッと足を払う間髪の差で滝次斬られてダッと横に倒れる...
三好十郎 「斬られの仙太」
...ですが元来かかる習慣は個人主義が発生した後の現象で...
柳宗悦 「民藝の性質」
...しずりもずりと来かかる折から...
夢野久作 「名娼満月」
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