...木下杢太郎氏などとさかんに往来してかなり烈(はげ)しい所謂(いわゆる)耽溺(たんでき)生活に陥っていた...
高村光太郎 「智恵子の半生」
...粟野杢助(もくすけ)どの...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...巻末に「右者五条御代官御役所時之御代官内藤杢左衛門(もくざえもん)様当時に被レ遊二御出一御中付候ニ付大谷源兵衛(げんべえ)七十六歳にて伝聞之儘(のまま)を書記し我家に残し置者也」とあって...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...「杢右衛門(もくえもん)...
中里介山 「大菩薩峠」
...元の杢阿弥(もくあみ)かだ...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...よく來てくれたな」同心賀田杢左衞門は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...永田杢次は、サクに膝枕させて、死んだように、のびている...
火野葦平 「花と龍」
...永田杢次とよ」金五郎は...
火野葦平 「花と龍」
...永田杢次は、面倒くさいことがきらいのうえ、そういう複雑なことはわからないので、ただ、漠然と、「ほんとに、困ったもんじゃなあ」と、呟いているばかりである...
火野葦平 「花と龍」
...それにも拘(かかわ)らず杢助は怠け者であった...
山本周五郎 「似而非物語」
...杢助は「そうだよ」と答えたまま...
山本周五郎 「似而非物語」
...伏見の城下町のことだっけが」杢助はだらけた調子で云った...
山本周五郎 「似而非物語」
...杢助は知らないと答えた...
山本周五郎 「似而非物語」
...手を取って教えるなどということは決してない」六杢助は信じかねるように...
山本周五郎 「似而非物語」
...杢助はなにもしないでいいのであった...
山本周五郎 「似而非物語」
...杢助はこう自分に反問して...
山本周五郎 「似而非物語」
...杢助はのびのびと横になり...
山本周五郎 「似而非物語」
...法隆寺の印象についてはかつて木下杢太郎へあててこう書いたことがある...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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