...そこで首のあたりに束ねて結んだ...
上村松園 「髷」
...おかみさんの手に束ねられた...
梅崎春生 「黄色い日日」
...縁側にはふりの釣人用の駄竿が、束ねてある...
梅崎春生 「狂い凧」
...国際間に於ても国際連盟といって世界を束ねて平和を保とうという...
大隈重信 「始業式訓示」
...是を以て、肉緩み、皮慢に、筋骸相束ねず、ほゞ慷慨激昂の氣なし...
大町桂月 「親子遠足の感」
...一般小売人が手を束ねて居ってはとうてい更生の道はないであろう...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...「何とか方法は無いのですか」と唯手を束ねて病人の寢臺の傍に立つてゐる醫者を詰(なじ)つた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...その上に載せた草花の束ねが呼吸をするたびに縞(しま)のペチコートの上をしずかにころがッていた...
イワン・ツルゲーネフ Ivan Turgenev 二葉亭四迷訳 「あいびき」
...藁(わら)で束ねた藪柑子(やぶこうじ)の輝く色彩をまたなく美しいものと思った...
寺田寅彦 「柿の種」
...壮助はそれをそっと枕の上に程よく束ねてやった...
豊島与志雄 「生あらば」
...手を束ねているのか? わしがおらんと...
直木三十五 「南国太平記」
...手頃に藁を束ねて繩でぎり/\卷いて...
長塚節 「月見の夕」
...奉公人にしては贅沢な銘仙の袷(あわせ)、赤い鹿の子の帯を締めて洗ったばかりらしい多い髪を、無造作に束ね、脅(おび)えた小鳥のように逃げ腰で物を言う様子は、不思議な魅力を撒き散らします...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...首筋に束ねた髪は燃え立つように赤い上...
野村胡堂 「裸身の女仙」
...自分の頭に束ねられたリボンの色よりも濃く...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...蒼白い平らな顔に髪を引束ねた姿で紅茶を運んで来た...
宮本百合子 「明るい海浜」
...こうして束ねたようなかんたんな荷物ばかりが多かったのである...
柳田国男 「母の手毬歌」
...麦稈(むぎわら)を枕大に束ねて筒切りにしたホテというもの一面に刺して天日に乾かす...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
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