...印度人なぞは蛆虫(うじむし)同然にしか心得ていない大使館では我々が束になって騒ぎ立てても何らの痛痒(つうよう)も感じないであろうが...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...歴史社会は歴史哲学にとって独特な問題形態を取る約束になっているのである...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...柿沼は千代乃と正式に結婚する約束になってる由...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...たまる一方で――」「借金山となりにけりさ」「まあ、御上手な――」「口先だけは――言訳に慣れているからの」「ほほほ、これは、とても、妾一人では、太刀打が」「亭主と、束になって、押寄せるかの」「亭主と、見えて、実は、いそ的で、へい」と、益満が、引取った...
直木三十五 「南国太平記」
...与八と一緒に訪ねて来る約束になっていたのが...
中里介山 「大菩薩峠」
...束になって文句をつけに...
野村胡堂 「胡堂百話」
...その片隅に束になって以前の服があるのを見つけた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...でも今はそれをすると何かの約束になってしまうのだと思います」「それで貴女は私には何の約束もしたくない...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...あんたは客呼びをしない約束になっていたはずです」「そうだったのう」「そうだったのう...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...まもなくお見えになるということでございます」サト子が神月と逢う約束になっていることが...
久生十蘭 「あなたも私も」
...今日はどこへ行くところだったんです?」「目白の秋川さんのところへ伺う約束になっているの」芳夫はむずかしい顔になって...
久生十蘭 「あなたも私も」
...お聞きにいれない約束になっておりますが...
久生十蘭 「鈴木主水」
...負債償却の約束は不知(つい)空約束になって了った...
二葉亭四迷 「平凡」
...僕も九日には一回休んでマーカス・ショウを川口と見に行く約束になってゐる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...岡部と庭球をする約束になっていて...
水上滝太郎 「九月一日」
...そこへはやがて金吾も落合う約束になっている」「いろいろ申し上げたい事もございますから...
吉川英治 「江戸三国志」
...口外できない仲間の約束になっている...
吉川英治 「大岡越前」
...明後日(あさって)立つ約束になっている...
吉川英治 「剣難女難」
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