...この両端を杙(くい)にしばりつけて...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...次に角杙(つのぐひ)の神...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...杙俣長日子(くひまたながひこ)の王...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...水渟(たま)る六依網(よさみ)の池七の堰杙(ゐぐひ)打ち八が 刺しける知らに九...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...ま杙には ま玉を掛け五四...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...此神と活杙神と伺神なるや否やは...
高木敏雄 「比較神話学」
...きたない乱杙歯(らんぐいば)をむき出して...
高見順 「いやな感じ」
...農民は原野に境界の杙(くい)を打ち...
太宰治 「心の王者」
...水浴小屋の杙にあたって立てていた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...其中に多くの杙(くひ)は植ゑられぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...その時猛きヘクト,ルにプーリダマスは陳じ曰ふ、 60『ヘクト,ル及びトロイアの諸豪並に諸將軍、駿足驅りて此濠を越えんとするは愚かなり、濠を越すこと易からず、鋭き杙は其中に、植えられ、しかもアカイアの壘壁すぐに聳えたつ、騎兵たるもの降り行き戰ふ事を得べからず、 65處は狹し、恐くは害受くること多からむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...*くすべし杙(くひ)を植うる如...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...其り繁く並べて杙(くひ)を植う...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...凌霄のやうだと思ひながら復た女を見ると此度は四本の指を前へ向けて勾欄へ兩手を掛けて一心に燒木杙を見おろして居る...
長塚節 「佐渡が島」
...中央(ちうあう)に青竹(あをだけ)の線香立(せんかうたて)が杙(くひ)のやうに立(た)てられて...
長塚節 「土」
...あるひは杙上住居(くひじようじゆうきよ)と申(まを)します...
濱田青陵 「博物館」
...やがて舟は舫杙につながれた...
牧野信一 「ダニューヴの花嫁」
...『月の出羽路』には突杙の字を宛てている...
柳田國男 「地名の研究」
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