...杙打機械は面白く出来ていた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...この両端を杙(くい)にしばりつけて...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...次に角杙(つのぐひ)の神...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...但し杙の義とする説もある...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...ま杙にはま玉をかけ...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...折角の杙登りはそのままけろりと忘れてゐるらしい無感覚さ...
薄田泣菫 「独楽園」
...角杙、活杙の「角」は、「ツヌ」と訓す可く、凡て物の僅かに生じて、未だ発展せざる状態を指す...
高木敏雄 「比較神話学」
...従って角杙、活杙二神も亦た、此解釈に従えば、国土の生成力の一個の神格化にして、此生成力を男女性の両面より区別したる者と、論ぜざるを得ず...
高木敏雄 「比較神話学」
...記伝は角杙ノ神を以て、角凝魂(ツヌゴリタマ)ノ命と同神なりとし、活杙ノ神を以て、神祗官八神の一なる生産霊(イクムスビ)ノ神と、同神にして、又活魂(イクムスビ)ノ神とも同神なりと説く...
高木敏雄 「比較神話学」
...きたない乱杙歯(らんぐいば)をむき出して...
高見順 「いやな感じ」
...カルポフが喇叭(ラッパ)の新しい紐と天幕の杙(くい)を忘れたとか...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「接吻」
...其中に多くの杙(くひ)は植ゑられぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...575565 腐敗を防ぐため杙の末端をくすべて地に植う...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...栗(くり)の木(き)の側(そば)に木(き)の枝(えだ)を杙(くひ)に打(う)つて拵(こしら)へた鍵(かぎ)の手(て)へ引(ひ)つ掛(か)けた桔槹(はねつるべ)が...
長塚節 「土」
...勘次(かんじ)は燒木杙(やけぼつくひ)を地(ち)に建(た)てゝ彼(かれ)に第(だい)一の要件(えうけん)たる假(かり)の住居(すまゐ)を造(つく)つた...
長塚節 「土」
......
長塚節 「長塚節歌集 上」
...やがて舟は舫杙につながれた...
牧野信一 「ダニューヴの花嫁」
...百本杙(ぐい)の側に繋(つな)がせた舟の中に遺(のこ)して置いて...
森鴎外 「渋江抽斎」
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