...さうして俺は一歩を彼等の上に進めたものとして張三李四に對する...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...その形は幾分林檎に似ているが、味は甘く、西洋李みたいで、林檎らしいところは少しも無い...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...李夫は脚下(あしもと)に置いてあった鋤(すき)を把って...
田中貢太郎 「断橋奇聞」
...李希梅 先生...
田中貢太郎 「涼亭」
...李希梅 逢いました...
田中貢太郎 「涼亭」
...それから李の前に出した...
田中貢太郎 「蓮香」
...李剛 (凝然と立っている)驚いた...
林不忘 「安重根」
...ただ李のてきぱきした率直な言葉のなかに...
豊島与志雄 「在学理由」
...李には吉村は一種の愛情が持てるのだった...
豊島与志雄 「鳶と柿と鶏」
...今行李(こり)の底(そこ)を見(み)たら有(あ)つたから...
夏目漱石 「それから」
...一と通り洗って自分の行李(こうり)へ入れて置いたのも行届いた悪企(わるだく)みだ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...李光明一派の密旨を受けた暗殺者が...
久生十蘭 「魔都」
...味方の大将の李典...
吉川英治 「三国志」
...悲壮な主の決心を知って、満座みな袖をぬらしたが、妻の李氏は、かいがいしく侍女や僕(しもべ)をさしずして、夜の白むまで主人や客の酒間に立ち働き、ついに涙を見せなかった...
吉川英治 「三国志」
...護送の端公(たんこう)(小役人)は李万(りまん)と張千(ちょうせん)という二人の男...
吉川英治 「新・水滸伝」
...しかし李逵にはこたえもせず...
吉川英治 「新・水滸伝」
...三人はさっそく首を揃えて、李雲を出迎え、「これはこれは、ご苦労さまに存じます...
吉川英治 「新・水滸伝」
...盧俊儀(ろしゅんぎ)は李逵一人にかまってはいられないと思った...
吉川英治 「新・水滸伝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??