...或は李氏の言の如くならん...
芥川龍之介 「上海游記」
...銭翁は大いに喜んで李生を婿にした...
田中貢太郎 「申陽洞記」
...南北史は李大師・李延壽父子で作つた如きがさうである...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...此の時代に李充といふ者が四部の目録を作つた...
内藤湖南 「支那の書目に就いて」
...李白(りはく)の才あって始めて長安の酒家に眠るべし...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...李陵はそれを遮(さえぎ)って言う...
中島敦 「李陵」
...しだいに李陵にはそんな気がしてくる...
中島敦 「李陵」
...李陵と親しかったし...
中島敦 「李陵」
...上には支那鞄(しなかばん)と柳行李(やなぎごり)が二つ三つ載(の)っていた...
夏目漱石 「門」
...何處にあつた」「母屋(おもや)の押入ですよ」「お濱の行李(かうり)の中か」「親分はどうしてそれを?」「まさかと思つたよ」平次はそれつきり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...○ベートーヴェンよ、ボオドレエルよ、李太白よ、ニーチェよ、釈迦牟尼よ、マリアテレサよ、(と偉い人の名前をやたらに並べ)君は光だ、君は力だ、君は命だ、翼だ、軍艦だ、鯨だ...
原民喜 「四五ニズム述懐」
...「其角は俳中の李青蓮と呼ばれたるものなり」といい「読むたびにあかず覚ゆ...
正岡子規 「俳人蕪村」
...李の聘に応じたのである...
森鴎外 「魚玄機」
...李粛は、なんの労もなく、李儒を生擒(いけど)ったので、すぐ引っさげて、禁門に献じた...
吉川英治 「三国志」
...李逵の貼(は)り目は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...李逵が上だった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...林や洞穴の近所をよく見て来てから物をいえ」李逵(りき)は腹が立った...
吉川英治 「新・水滸伝」
...いえ、大旦那らしくもない」と、李固は、第一に反対した...
吉川英治 「新・水滸伝」
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