...「李白(りはく)一斗詩百篇」を誇る日本ではかう云ふことは可笑しいと云ふ外はない...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...それは白い李(すもも)の花の咲きほころぶ春...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...隴西(ろうせい)に李生(りせい)という若い男があった...
田中貢太郎 「申陽洞記」
...しかし今のように桃や李の数がふえてしまっては...
寺田寅彦 「神田を散歩して」
...李永泰のそれだったのである...
豊島与志雄 「在学理由」
...「李さんたら、まるで赤ん坊みたいよ...
豊島与志雄 「鳶と柿と鶏」
...」君枝はもう興奮もさめて李のことを偲ぶらしく...
豊島与志雄 「鳶と柿と鶏」
...かつては封侯(ほうこう)をも得たその老将がいまさら若い李陵ごときの後塵(こうじん)を拝するのがなんとしても不愉快だったのである...
中島敦 「李陵」
...李陵に対し激怒したことは言うまでもない...
中島敦 「李陵」
...はからずも李陵(りりょう)の故人(とも)・隴西(ろうせい)の任立政(じんりっせい)ら三人であった...
中島敦 「李陵」
...小さい竹行李(たけがうり)がたつた一つ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...下手人が毒藥の使ひ殘りを自分の行李の底に殘して置くといふのは少しをかしいが――」平次もツイそんな事をいつて見る氣になりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そしてその行李(こうり)へありったけの彼らの持ち物を詰めた...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...それからまた青から金へと移る李(すもも)の變化...
堀辰雄 「プルウスト雜記」
...最後に、李はまた、張済の肩をたたいて、「今も甥がいったようなわけで樊稠は刑罰に附したが、しかし、貴公はおれの腹心だから、おれは貴公になんの疑いも抱いてはおらんよ...
吉川英治 「三国志」
...その城頭からは、李輔(りほ)、賢(とうけん)などという魏将が雨あられと、矢を放っていた...
吉川英治 「三国志」
...またも君子宋江(そうこう)に女難のあること小李広(しょうりこう)花栄(かえい)の家と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...李逵は小舟の方へすっ飛んで行き...
吉川英治 「新・水滸伝」
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