...洒落を解せぬ朴念仁(ぼくねんじん)ばかりではないのである...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...素朴のものを指していうのです...
太宰治 「愛と美について」
...そんな素朴の命題も...
太宰治 「八十八夜」
...その最初の目的に至りてはその組織は白蟻(しろあり)・蜜蜂(みつばち)の社会よりもなお簡易質朴なる太平洋群島の野蛮人も...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...処がこの満足という素朴な基準は容易に打ち破られることが出来る...
戸坂潤 「読書法」
...それは質朴そうないい人らしいですよ...
豊島与志雄 「変な男」
...大佐こそは、いかにも高邁(こうまい)な兵士であって、共和政府の下にあってはフランスの国境を守り、皇帝の下にあってはアジアの境にまで進みゆき、ゼノア、アレキサンドリア、ミラノ、トリノ、マドリッド、ウインナ、ドレスデン、ベルリン、モスコー、などの都市を見、ヨーロッパのあらゆる優勝戦場に、マリユス自身の血管の中にある同じ血潮の数滴を残し、規律と指揮との中に年齢にもまして白髪となり、常に剣帯をしめ、肩章は胸の上にたれ、帽章は火薬に黒ずみ、額には軍帽のために筋がつき、廠舎(しょうしゃ)に陣営に露営にまた野戦病院に夜を明かし、かくて二十年の出征の後に、頬(ほお)には傷痕(きずあと)を留め、顔はほほえみ、素朴で、平静で、崇高で、小児のごとく純潔で、フランスのためにすべてを尽し、何らフランスに反することをなさないで、大戦役から戻ってきたのであった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
......
長塚節 「長塚節歌集 中」
...朴なんとかいうボクサーくずれに入れあげて...
久生十蘭 「猪鹿蝶」
...上品で趣味のいい純朴な調度品を愛でたかもしれないが...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...常に悩まねばならぬ――この素朴でしかも切ない教えを...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...時としては初心な朴訥(ぼくとつ)な...
柳宗悦 「民藝四十年」
...(さ)す物もいちばん素朴な万古(ばんこ)の壺にした...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...剛健質朴を以て天下に鳴った一高の生徒たちにカルメンと持てはやされる一人の少女が居る...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...その日は支那の李英朴(りえいぼく)が日支協約の「二十一ヶ条」を楯にとって悪罵した...
横光利一 「上海」
...ソビエットに似合わしい素朴なものだった...
横光利一 「旅愁」
...山国から風で飛んで来てそこへ座ったような朴訥(ぼくとつ)な甥を...
吉川英治 「脚」
...どの箇条もみなほほ笑ましいほど素朴な要求にすぎないが...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
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