...取って辞めたという存在――いわゆる「札つき者...
犬田卯 「瘤」
...札つき者のAI部落のAは青年時代に「強盗殺人未遂」というどえらい罪名で「上げ」られて行ったきり...
犬田卯 「沼畔小話集」
...もっとも女遊びといっても悪い場所へ行って札つきの商売女をどうこうするというのではなく...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...札つきの不良らしいわ」「札つき?」と...
太宰治 「斜陽」
...札つきなら、かえって安全でいいじゃないの...
太宰治 「斜陽」
...それも、札つきの不良が、すきなの...
太宰治 「斜陽」
...札つきの不良になりたいの...
太宰治 「斜陽」
...札つきの不良でしょう...
太宰治 「斜陽」
...札つきの不良...
太宰治 「斜陽」
...之と札つきの反動性との...
戸坂潤 「読書法」
...ヒューム自身のカトリック的立場は札つきの典型的な反動の公式以外のものではないだろう...
戸坂潤 「読書法」
...小便組といふ札つきの妾が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...村一番の惰け者で札つきの不良として知られた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...世界とその没落性を批判することそしてエチオピアの戦争のように喝采すべきバイロンと正札つきのペルシャ猫のように愛すべきハイネとそうして彼等は警官の靴音に眉をひそめながら歌ふのだ――バイロン・ハイネの熱なきも……――ペンと酒壺こゝにあり……ひょうかんな同志労働者...
槇村浩 「長詩」
......
三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」
...ことに正札つきの駆引なし...
山本笑月 「明治世相百話」
...札つきの愚連隊の闘士が...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
...札つきの豹変武士(ひょうへんぶし)である...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索