...本院での診察が必要です...
...本院は最新の医療機器を導入しています...
...私は本院で働いています...
...本院の待合室は広々としている...
...彼は本院で手術を受けた...
...本院の侍従の局(つぼね)に近い...
芥川龍之介 「好色」
...ニキタが本院(ほんゐん)から運(はこ)んで來(く)る...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...本院(ほんいん)の薬局(やっきょく)が狭隘(せまい)ので...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...此の女のことを本院の侍従と呼ぶ...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...母なる人が本院の館へ連れ去られた後も...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...もと/\此の婦人は本院の館に仕えていた女房なのであるから...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...時平の三男の敦忠は、三十六歌仙の一人であって、本院中納言とも、枇杷(びわ)中納言とも、又土御門中納言とも云われ、百人一首の、「あひ見ての後の心にくらぶれば」の作者として知られているが、「此の権中納言は本院の大臣の在原の北の方の腹に生ませ給へる子也、年は四十ばかりにて形有様美麗になんありける、人柄もよかりければ世のおぼえも花やかにて」と今昔物語も書いているように、時平とは違って、優しい、人好きのする人物であり、一面には母方の曾祖父業平の血を引いた、多感で情熱に富む詩人でもあった...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...五つ六つの幼童の頃にこそ彼も本院の館(やかた)へ出入りすることを許されていたものゝ...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...―――母が本院の大臣に連れて行かれた夜のことについては...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...後に北の方の許へ走って本院の女房になったことまでは分っているが...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...彼女も本院の北の方として多くの人の崇敬を集め...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...「岩本院で、ハイ、同勢七人、賑やかなことでしたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あさひは本院を出て「社会」に入ったが...
久生十蘭 「虹の橋」
...しかるに本院の侍従にのみ思いを遂げず...
南方熊楠 「十二支考」
...現在の天台座主として本院にいる...
吉川英治 「私本太平記」
...本院の執行(しぎょう)が...
吉川英治 「私本太平記」
...本院(光厳)はぜひなく...
吉川英治 「私本太平記」
...太田ノ判官が意識的に本院を逃がしたことでもなければ...
吉川英治 「私本太平記」
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