...……わたしはもう本物の女優なの...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...それは恐ろしいほど本物の笑い声で...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「ブラウン神父の醜聞」
...とう/\本物のカタストロフエが来たのである...
オイゲン・チリコフ Evgenii Nikolaevich Chirikov 森林太郎訳 「板ばさみ」
...本物の朱唐紙だとちっともあとが残らない...
寺田寅彦 「柿の種」
...丁寧に先生の本物の説明を展開するのであった...
寺田寅彦 「田丸先生の追憶」
...それは正(まさ)しく本物の八戒と言ってよいものなのである...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...肝腎なのは本物の方である...
中谷宇吉郎 「雪今昔物語」
...「ひとりで本物のウイスキーを飲んで...
久生十蘭 「南部の鼻曲り」
...アラスカの雪(スノウ)は Snow は Snow でも本物の雪(スノウ)でけっしてコカインではない...
久生十蘭 「南部の鼻曲り」
...中央の上の方に大きくかちかち音をたてる本物の時計があり...
エドガア・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「鐘塔の悪魔」
...住所は本物のようだし...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...本物の女王が責任を一身に背負っているように見えた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...この時ばかりは本物のご馳走を...
柳田国男 「雪国の春」
...これが本物のおれだ...
山川方夫 「愛のごとく」
...本物の日本人よりもズットお上品で...
夢野久作 「ココナットの実」
...今でも本物の不良かどうかわからずにいる...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...本物の槍にすれば千段の先辺りまで穂短かに持ち...
吉川英治 「剣難女難」
...本物の鎧戸やドアだった...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
便利!手書き漢字入力検索