...本物の爆弾か焼夷弾(しょういだん)かと思えば...
海野十三 「地球盗難」
...一人は本物のシュ博士で...
海野十三 「地球盗難」
...替玉と入れ替わった本物の川手氏であったことは云うまでもない...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...本物の運転手の隣へ腰かけた...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...「本物のじゃこうはないですよ...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「予謀殺人」
...また雑草のなかにいかに本物の草に似せたものがあるかにも...
「草藪」
...本物のスキー道具を持ち出してる者もあれば...
豊島与志雄 「死因の疑問」
...本物の市川海老蔵という役者は...
中里介山 「大菩薩峠」
...それは正(まさ)しく本物の八戒と言ってよいものなのである...
中谷宇吉郎 「『西遊記』の夢」
...実の本物の詩にあっては...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...アラスカの雪(スノウ)は Snow は Snow でも本物の雪(スノウ)でけっしてコカインではない...
久生十蘭 「南部の鼻曲り」
...「本物のように見せかける鏡には...
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...本物の王子から申し込まれるなんて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...取り出して本物の実弾だと確認してくれ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...本物の浮浪者然となった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...面(めん)は本物のうはばみのつらつきはしてゐるものの白面で女らしく優しく...
室生犀星 「末野女」
...ただ人間と馬だけは本物のコサック産らしく...
夢野久作 「暗黒公使」
...女性の自由解放と虚栄奨励本物の不良少女になる順序に二タ通りある...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
便利!手書き漢字入力検索