...(拍手)人間本然の姿は人間と人間が争う姿ではないと思います...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...一切の力を動員して大自然と闘争するところに人間本然の姿があると思うのであります...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...そこらにある草木の本然の姿を見るのが...
薄田泣菫 「独楽園」
...初めて本然の姿を取り回したらしく...
薄田泣菫 「独楽園」
...俄かに本然の姿に立ちかえる...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...それは科学の本然の姿ではない...
中谷宇吉郎 「簪を挿した蛇」
...それが大学教育の本然の姿であるか否かは...
中谷宇吉郎 「六三制を活かす道」
...教育を本然の姿に戻すこともできるようになる...
中谷宇吉郎 「六三制を活かす道」
...昔を今になる由もないのが時の本然の姿である...
波多野精一 「時と永遠」
...それは主體が自らの力を恃みわが本然の姿である眞の有限性を脱却し...
波多野精一 「時と永遠」
...それは眞の有限性へ主體の本然の姿への復歸として...
波多野精一 「時と永遠」
...本然の姿とは、主體が自ら固有の力によつて實現する存在の仕方をいふのでなく、自己が全く無に歸し彼方より與へられるものによつて充さるべき空虚なる器となることをいふのである...
波多野精一 「時と永遠」
...本然の姿に背いて共同への反抗となる...
波多野精一 「時と永遠」
...それ故死の覺悟は主體が本然の姿に立戻るための重要なる一歩...
波多野精一 「時と永遠」
...感じ味わうべき世界を求めて勇進しようとする者は箇性の内容の貧弱さから人生をその物本然の姿で見る丈の大きさが欠けている...
宮本百合子 「概念と心其もの」
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