...いつだったか本格的なアルピニストであるI・A・リチャーズ夫妻と一緒に...
石川欣一 「飢えは最善のソースか」
...素人だから本格的な商人の真似をせず...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...こういう本格的な研究仕事を手伝わされたことがどんなに仕合せであったかということを...
寺田寅彦 「科学に志す人へ」
...唯一の本格的な科学的研究になると云わねばならぬ...
戸坂潤 「科学的精神とは何か」
...だがこの宇宙的時間に於ける根本関係を云い表わすこの根本法則(夫が即ち自然弁証法の本格的な場面だったが)は...
戸坂潤 「科学論」
...物質的技術の方が本格的な本来の技術であり...
戸坂潤 「技術の哲学」
...本格的な非風刺文学の方がやっぱり本当だ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...一番本格的なやり方は...
中谷宇吉郎 「茶碗の曲線」
...オルドヴルは、本格的なもの、例によってスープなし、フィレ・ソール・ノルマンド、とてもうまくアンコールする...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...オルゴールはどれもみな本格的な屋根と窓と煙突と或は鐘楼などをもつた構造のいい建物の中にしまひこまれてゐて...
三好達治 「オルゴール」
...本格的なてんぷら屋のものであるが...
山本周五郎 「季節のない街」
...「天松」という本格的なてんぷら屋なのだ...
山本周五郎 「季節のない街」
...いよいよ本格的な作家になる緒についた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...愈々本格的なものが行き詰つて...
吉川英治 「折々の記」
...本格的な包囲の中に置かれた...
吉川英治 「三国志」
...松(まつ)や柳(やなぎ)夏は本格的な気象をととのえて来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...本格的な武装を命じ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...思いもよらぬ本格的な戦争状態になったものというしかない...
吉川英治 「平の将門」
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