...乱歩好みの本格的なものをと思ってみたり...
大下宇陀児 「乱歩分析」
...段々本格的な左翼(さよく)運動へと走って行きました...
田中英光 「オリンポスの果実」
...これでどうやら本格的な梅雨日和となつた訳だ...
種田山頭火 「行乞記」
...唯一の本格的な科学的研究になると云わねばならぬ...
戸坂潤 「科学的精神とは何か」
...物質的技術の方が本格的な本来の技術であり...
戸坂潤 「技術の哲学」
...思惟の本格的な機能を考察するのではなくて...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...一切の本格的な批評・評論が可能になる...
戸坂潤 「思想としての文学」
...社会科学の本格的なもの乃至本格的な部分は...
戸坂潤 「思想としての文学」
...無論科学者や技術家の本格的な研究は必ずしもジャーナリスティックな表現を有てないだろうし...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...第二部第三部に本格的なイデオロギー論の歴史が展開される筈である...
戸坂潤 「読書法」
...そしてそれが本格的な意味で使われる時は...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...ようやく本格的な音楽教育を受けることになった...
野村胡堂 「楽聖物語」
...本格的な画家であるが故に珍重されつつ...
宮本百合子 「おのずから低きに」
...本格的な吃りであって...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...勘介入道の事辰の刻(午前八時)頃から本格的な戦いに入った両軍は...
吉川英治 「上杉謙信」
...本格的な包囲の中に置かれた...
吉川英治 「三国志」
...本格的な伊勢攻略を開始した...
吉川英治 「新書太閤記」
...本格的な白洲開きになる...
吉川英治 「新・水滸伝」
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