...本当のところでは...
梅崎春生 「赤い駱駝」
...ファブリ 本当のところはどうなんですか...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...わたしは請願人や将校を相手に、ただの悪ふざけをしただけなので、本当のところ、一度も意地悪になれたためしがない...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...問題の本当のところは...
豊島与志雄 「ジャングル頭」
...だが、本当のところは、私にもよく分っていない...
豊島与志雄 「別れの辞」
...詩趣も‥‥ところが本当のところわたしの恋は...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...本当のところ、この点については、それを文部省の責任にされたら、文部省は浮ぶ瀬がないのである...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...本当のところはちっとも分っていないんだ...
中谷宇吉郎 「続先生を囲る話」
...本当のところを聞いて見たい気がした...
夏目漱石 「行人」
...「それは本当のところでございます...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...――そのくせ恐ろしい人間だよ」「ヘエー」「ところで、荘太郎とお道がなぜ祝言せずにいるか、本当のわけをお前知ってるかい」「宝捜しのゴタゴタで――」「そんな事もあるだろうが、本当のところは、あの祝言の邪魔(じゃま)をしている人間があるんだ」「ヘエ、そんな野郎が居るんですか」「野郎じゃない女だ、――お信が荘太郎の嫁になりたかったんだよ」「ヘエ――、あの転婆娘がね」「それに親の常吉もその気だったかも知れない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...『本当のところ、お前、彼等が行いを改めないと、あの村の人達全体の上に、何かおそろしいことが起りそうだぜ...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...だが、本当のところ、此処にこうしていると、そんなはかない仕事にかかわっているよりか、いっそのこと、この寺の講堂の片隅に埃(ほこり)だらけになって二つ三つころがっている仏頭みたいに、自分も首から上だけになったまま、古代の日々を夢みていたくなる...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...一月の「広場」なんかは、評者がやはり判ってはいないわ、本当のところは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...どうぞわたくしに本当のところを言って下さいまし...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...本当のところもう」「いつづけの宿酔(ふつかよい)てえわけですかい...
山本周五郎 「おれの女房」
...彼としては(本当のところ)穴にでも入りたいような心持であった...
山本周五郎 「風流太平記」
...私はこれで、満足です、本当のところ、身も心もさっぱりと、洗い清めたような心持ですよ」万三郎はうっと嗚咽(おえつ)した...
山本周五郎 「風流太平記」
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