例文・使い方一覧でみる「本姓」の意味
スポンサーリンク...本姓は何ですか？ (What is your family name?)... 
...私の本姓は田中です...
...あなたの本姓は地域によって違うかもしれません...
...本姓を変更するには手続きが必要です...
...彼女は彼女の夫の本姓を名乗っている...
...本姓は内山と云（い）うので...
石原純 「關孝和」
...本姓は服部（はっとり）であった...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...沼南は本姓鈴木で...
内田魯庵 「三十年前の島田沼南」
...後に実家の山本姓に復し号を瑞雲と改めました）...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...だれもその本姓を見きわめることはできなかった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「嬰寧」
...本来、道庵先生、道庵先生で通っているが、未（いま）だに誰も、その出所来歴を知った者はなく、自分も江戸ッ子だと言って啖呵（たんか）は切るけれど、いったい江戸のどこで生れたんだか、その本姓も、本名も、年齢も、知った者はない...
中里介山 「大菩薩峠」
...私は止むなく本姓に復歸することにだけは成りましたが然し私は落魄の故に貞淑な妻を捨てることは出來ません...
長塚節 「教師」
...彼女にも守住の本姓に月華という名を与えたのだった...
長谷川時雨 「市川九女八」
...小林（三木助君の本姓）は」私が訊ねると...
正岡容 「わが寄席青春録」
...彼れは何故本姓ではいけないのか...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...姓は本姓にして置けばよいではないか...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...貞白は本姓磯野、名は元亮（もとあきら）、俗称勝五郎である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...本姓は磯野氏である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...昌盈は其本姓を知らない...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...産屋をニブ鈴木氏の本姓が穂積だということ...
柳田国男 「海上の道」
...つぎは有名の淡島椿岳、本姓は小林、淡島さまの堂守であったが、画は椿年に学び、後には大津絵風の飄逸な筆致で、花卉（かき）も面白いが、鬼の念仏や閻魔（えんま）さまが得意、お堂のわきへ台をすえ、寒冷紗や漉（すき）返しの紙に描いた自画の上へ、小石を置いて飛ばぬように並べて売っていた...
山本笑月 「明治世相百話」
...本姓や雅号を呼んでくれる者はない...
吉川英治 「新書太閤記」
...彼の紹介によれば、この小男は、洪都（こうと）の生れで、通臂猿（つうびえん）という妙なアダ名があり、本姓名は、侯健（こうけん）ということである...
吉川英治 「新・水滸伝」
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