...初めは本場の印度から取り寄せて見たが...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...この頃流行(はや)っている安来節の本場の生まれの人であります...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...まこと本場の悪人は...
太宰治 「二十世紀旗手」
...到来物の鹿児島の本場の焼酎をあおろうとしたから...
豊島与志雄 「乾杯」
...紹興本場の美事な老酒は豊富にある...
豊島与志雄 「上海の渋面」
...本場の支那をひっくるめての古今独歩だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...本場のお座附をわたし...
中里介山 「大菩薩峠」
...本場の江戸っ子に...
中里介山 「大菩薩峠」
...その本場の批評家のいうところと私の考(かんがえ)と矛盾(むじゅん)してはどうも普通(ふつう)の場合気が引ける事になる...
夏目漱石 「私の個人主義」
...」は底本ではなし]それに甚だをかしい告白だが本場の北京...
南部修太郎 「阿片の味」
...」は底本ではなし]或は本場のには日本では使へないやうな何か特別な材料でも使つてあるのかも知れないが...
南部修太郎 「阿片の味」
...本場の浅黄裏(あさぎうら)の拵(こしら)えで編笠茶屋のあたりをウロウロして居ると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...本場のフランス料理...
古川緑波 「神戸」
...本場のヴイアベーズ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...言葉は本場の英語...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...本場のコロンボへ着けば...
横光利一 「欧洲紀行」
...一向一揆の本場の加賀へ行ってしまった...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...その際本多佐渡守などは一向一揆の本場の加賀へ逐電してしまった...
和辻哲郎 「鎖国」
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