...本なりカンヴァスなりを...
芥川龍之介 「MENSURA ZOILI」
...搾取者の側から愛撫的に見た「農は天下の大本なり」といふ原則から出たものであるが...
石川三四郎 「農本主義と土民思想」
...崇神帝の「農は天下の大本なり」といふ勅は決して他の職業を蔑視したものではあるまい...
石川三四郎 「農本主義と土民思想」
...故に愛は百行の本なりといってこそ...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...もしくは人にやるためにかとにかく三本なり五本なりを切った...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...「エホバを畏るるは知識の本なり...
太宰治 「風の便り」
...タゴールの詩なり哲学なり脚本なりを読んでゐる階級――比較的タゴールを理解してゐる階級の人々が一人もその中に入つてゐないのも面白い現象だ...
田山録弥 「スケツチ」
...それは過去の長い間の政治の精神なり文化の本質なりまたは民族性の根本なりにおいて...
津田左右吉 「日本に於ける支那学の使命」
...この新日本こそすなわち吾人が現今の日本なり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...彼の家庭は真個(しんこ)に日本における家庭の標本なり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...尤も此唐本の御影の現存せる本が眞本なりや摸本なりやは疑問の存する所にして...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...傳寫本中の別本なりき...
内藤湖南 「日本の肖像畫と鎌倉時代」
...猥※をして一味いひがたき哀愁の美たらしめしは為永(ためなが)一派の人情本なり...
永井荷風 「猥褻独問答」
...すべての改良の根本なりとの観念に打たれ...
新渡戸稲造 「自警録」
...菫謹勤などの終りの横画は三本なり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...達の字の下の処の横画も三本なり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...鹿の角々何本なりや三本なァりなどという問答があるというが...
柳田国男 「こども風土記」
...なぜ山崎なり橋本なりで...
吉川英治 「新書太閤記」
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