...秋の末葉には紅葉が美しい...
...彼女の言動には、親しみの深さが末葉に滲み出ている...
...コールセンターの忙しさは、月末葉にピークを迎える...
...この花は末葉に色鮮やかな花を咲かせます...
...あの子は勉強する末葉までしっかりとやり遂げるタイプだ...
...少くとも蔵前の成美(せいび)の末葉ででもあろうと思うと...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...末葉(すゑは)にみだるる露に醉ひて...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...老(おい)しらむ末葉(うらば)のそそけ...
薄田淳介 「白羊宮」
...中国の有名な学者兪曲園(ゆきょくえん)(清朝の末葉に「南兪北張(なんゆほくちょう)」といわれ...
高神覚昇 「般若心経講義」
...苟も身一門の末葉に連(つらな)れば...
高山樗牛 「瀧口入道」
...日本は即ち神の末葉(笑聲起る)...
内藤湖南 「日本文化の獨立」
...十九世紀末葉は「暗示」といふ言葉を新しく発見したのだつたが...
中原中也 「生と歌」
...二十九世紀の末葉から顕微鏡写真の方法が考案され漸次進歩してからは...
中谷宇吉郎 「雪」
...九世紀の末葉にはアハメド・イブン・トゥルンがマスルを拡張し...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...十八世紀末葉以来漸(ようや)く人々に疎外され...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...十九世紀末葉の仏蘭西(フランス)詩壇に現われたので...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...時代を以てすれば禪宗は建長頃より關東に頓に盛にして鎌倉末葉に至るまで衰へず...
原勝郎 「鎌倉時代の布教と當時の交通」
...明治末葉から大正にかけての作家連であったらば...
宮本百合子 「「大人の文学」論の現実性」
...核心を忘れて末葉に走るからである...
柳宗悦 「樺細工の道」
...末葉の性質に引っかかって...
柳宗悦 「日本民藝館について」
...探偵小説は十八世紀の末葉...
夢野久作 「探偵小説の正体」
...桓武天皇から何代の後裔平の誰の末葉であると記録しても...
吉川英治 「折々の記」
...古(いにしえ)の孫子が末葉であります...
吉川英治 「三国志」
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