...この子は末っ子で...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「お墓の中の坊や」
...三代つづいた鰹節(かつおぶし)問屋の末っ子...
太宰治 「狂言の神」
...中学二年の末っ子などは...
橘外男 「雷嫌いの話」
...私は、自分よりもズッと弱虫の、家主の、末っ子の、四郎次からも殴られるようになった...
徳永直 「戦争雑記」
...幸い男女取交ぜて八番目の末っ子で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...浅草の材木町(ざいもくちょう)の名主石田郷左衛門の末っ子で...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...おらが末っ子でえすで...
三好十郎 「斬られの仙太」
...連れ帰った末っ子が死んでからは...
柳田国男 「故郷七十年」
...末っ子の梅子はまだ五歳だから...
山本周五郎 「季節のない街」
...長男が十一で末っ子が二歳...
山本周五郎 「季節のない街」
...本家の末っ子で十五歳になる男の子が...
山本周五郎 「さぶ」
...末っ子だからあまやかしてはいけないと思って...
山本周五郎 「末っ子」
...やっぱり末っ子なので...
山本周五郎 「末っ子」
...「末っ子だと思ってあまやかして育てるからこんな人間ができたんだ...
山本周五郎 「末っ子」
...私は末っ子で三文安いかもしれないが...
山本周五郎 「末っ子」
...末っ子のみよは気の勝った娘だった...
山本周五郎 「はたし状」
...五人兄弟のうち千鶴子が末っ子だということを彼は記憶していた...
横光利一 「旅愁」
...「あの千鶴子さんはね、末っ子で、親からも兄弟からも可愛がられすぎるんだよ...
横光利一 「旅愁」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??