...大気中の未知のあるものに...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...世界未知の大渦巻はあり...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...特にまつたく未知の相手の場合などは...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「とけない問題」
...彼はその未知の眼差(まなざし)から心の中にうがたれた空虚を感じた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼は自分一人その法則を予感してる未知の芸術の中に...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...高須が私にとって未知の男だったら...
豊島与志雄 「母親」
...顔もよく見分けないで未知の男に託したのは多少軽率だったと...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...余が博士を辞退した手紙が同じく新聞紙上で発表されたときもまた余は故旧新知(こきゅうしんち)もしくは未知の或(ある)ものからわざわざ賛成同情の意義に富んだ書状を幾通(いくつう)も受取った...
夏目漱石 「博士問題とマードック先生と余」
...わが輩は折々知人や未知の人より相談を受けるが...
新渡戸稲造 「自警録」
...未知の超現在を探(さぐ)ろうとする詩感に出発していることは...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...全然未知の荒野であり...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...『未知の苦悩に逃れるよりは今の苦悩を堪え忍ぶ』ということになるのも...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...未知の世紀の方に向って移動させられて行くように見える...
百田宗治 「騒擾の上に」
...順序としてその不可思議な未知の人物の事から書き始めさして頂きます...
夢野久作 「少女地獄」
...さういふところから、ふと、茶の味、未知の味に、氣がついて來て眼をひらくものである...
吉川英治 「折々の記」
...五石十人扶持おもいがけない未知の人から...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...駱駝を引き連れアラビアの未知の沙漠に向かって注目を集めた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
...未知の新しい世界の発見ではなかった...
和辻哲郎 「鎖国」
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