...まして障子に塞(ふさ)がれた向うは全然未知の世界である...
芥川龍之介 「わが散文詩」
...どうして未知の不愉快な訪問者である私が...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...この未知の大陸も再び永遠の霧の彼方に閉ざされてしまうのではあるまいかと考えますと...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...意外にも未知の同好者がこうたくさん集合しているので...
谷譲次 「踊る地平線」
...特にまつたく未知の相手の場合などは...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「とけない問題」
...この異常な未知の薄暗い家の前を通るや...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...当時の人々の未知のものであり...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...未知の知識を求める場合もあるので...
中谷宇吉郎 「科学は役に立つか」
...南方の海に未知の大陸が存在するという伝説があった...
久生十蘭 「南極記」
...キャベェの「イカリ旅行記」もみな南方の未知の国へ理想郷を探しに行くといった趣向になっていたが...
久生十蘭 「南極記」
...たゞこゝでは未知の世界をよろこんで...
平林初之輔 「エミイル・ゾラの文学方法論」
...學生時代に書いたもののうちから鈴木に選ばれた「爪」といふ小篇が載つたのを偶然にも未知の島崎藤村先生に御手紙で讃められ「新小説」の新進作家號に紹介された...
牧野信一 「文學的自叙傳」
...より豊富な生活資料またはより弱い敵を見出す希望を有ち得べき未知の国へと...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...恰も蘭軒に未知の人を紹介するものゝ如くである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...未知の事物に対しては...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...これを取巻いて今はまだ茫漠(ぼうばく)たる未知の歴史があるからである...
柳田国男 「木綿以前の事」
...彼方の水平線は常に蒸気が湧き不明瞭だったが、未知の木性羊歯、蘇鉄、鱗木、封印木からなる大ジャングルが都市の外に広がり、移ろう蒸気の中、悪ふざけのように群葉が波打つファンタスティックな様を見ることができた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
...諸君の中には確かにある未知の神への憧憬が動いているのである...
和辻哲郎 「『偶像再興』序言」
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