...(大正十年頃カ)〔未定稿〕...
芥川龍之介 「売文問答」
...そんな未定稿は數あると思ふ...
生田葵山 「永井荷風といふ男」
...亡くなつた上田敏氏の未定稿『ダンテの神曲』を刊行した事以外には...
薄田泣菫 「茶話」
...(未定稿)...
樋口一葉 「うらむらさき」
...未定稿のままであるが...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「旗手クリストフ・リルケ抄」
...その「貧しき人々」の飜譯などを試む(未定稿)...
堀辰雄 「リルケ年譜」
...未定稿としてあるがこれだけで充分まとまつてゐると思ふ...
牧野信一 「海浜日誌」
...またわたしは未定稿を破り...
牧野信一 「わが生活より」
...まったくの未定稿也...
正岡容 「圓朝花火」
...三寸に過(すぎ)ず頗(すこぶ)る不穏に存候間(ぞんじそうろうあいだ)御見舞申上候達磨儀(だるまぎ)も盆頃より引籠(ひきこも)り縄鉢巻(なわはちまき)にて筧(かけい)の滝に荒行中(あらぎょうちゅう)御無音(ごぶいん)致候(いたしそうろう)俳病の夢みるならんほとゝぎす拷問などに誰がかけたか(九月十七日)「病牀六尺」未定稿○この頃東京の新聞に職業案内といふ一項を設けたのは至極便利な事であるが...
正岡子規 「病牀六尺」
...きっと又未定稿がまとめられるでしょうね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...幕府末造の編纂に係る未定稿であるから...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...講ずる所の本草経は此未定稿本である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは只※斎(かんさい)詩集に見えてゐる本草経が或は枳園の本草経に似た未定稿本であつたのではなからうかと云ふのみである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...優の未定稿である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...劇界珍話は優善の未定稿が澀江氏から安田氏の手にわたつてゐて...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...ほとんど未定稿のごとき状態で発表したのが本書に集録せる諸論文である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...ほとんど未定稿のごとき状態のままで...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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