...(未定稿)...
芥川龍之介 「森先生」
...亡くなつた上田敏氏の未定稿『ダンテの神曲』を刊行した事以外には...
薄田泣菫 「茶話」
...――(未定稿)一...
種田山頭火 「行乞記」
...・逢うて菜の花わかれて菜の花ざかりいちめんの菜の花の花ざかりをゆくさくらちりかゝる旅とたつたよ・旅もいつしかおたまじやくしが泳いでゐる途上未定稿(作品そのものは――)未完成稿(芸術家その人は)旅やけ!ルンペンの色!四月十八日晴...
種田山頭火 「旅日記」
...この一編の覚え書きのような未定稿が...
寺田寅彦 「映画の世界像」
...そうしてその漢詩も一つ残らず未定稿(みていこう)として日記の中に書きつけた...
夏目漱石 「思い出す事など」
...諭吉が綴るところの未定稿中より...
福沢諭吉 「教育の目的」
...未定稿としてあるがこれだけで充分まとまつてゐると思ふ...
牧野信一 「海浜日誌」
...まんじりともしないで二つの未定稿を繰り返し/\読んだが...
牧野信一 「蔭ひなた」
...その未定稿をつかんで...
牧野信一 「わが生活より」
...滑稽なる未定稿を実に爽々しく粉となし...
牧野信一 「わが生活より」
...またわたしは未定稿を破り...
牧野信一 「わが生活より」
...我が五色七いろの未定稿なり...
正岡容 「圓朝花火」
...幕府末造の編纂に係る未定稿であるから...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...講ずる所の本草経は此未定稿本である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...劇界珍話は優善の未定稿が澀江氏から安田氏の手にわたつてゐて...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...〔作者附言〕この稿は、まったく日時の余裕がない上に、匆忙の裡に書上げたので、未定稿です...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...ほとんど未定稿のごとき状態で発表したのが本書に集録せる諸論文である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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