例文・使い方一覧でみる「木遣」の意味
スポンサーリンク...四五人木遣（きやり）で曳（ひ）いて来い... 
泉鏡花 「歌行燈」
...火事はどこだ、と木遣で騒いで、巾着切万歳！ と祝い直す処へ、八百屋と豆腐屋の荷の番をしながら、人だかりの中へ立って見てござった差配様（おおやさん）が、お前（め）さん、苦笑いの顔をひょっこり...
泉鏡花 「婦系図」
...この勇（いさま）しい木遣の声に心を取られながらぞろぞろと歩いている町の人々と相（あい）前後して...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...木遣（きやり）くずしのような音頭がある...
中里介山 「大菩薩峠」
...木遣（きやり）の節が聞える...
中里介山 「大菩薩峠」
...それを木遣音頭で送り出す騒がしさ...
中里介山 「大菩薩峠」
...木遣（きやり）の声...
中里介山 「大菩薩峠」
...木遣（きや）りの聲...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...木遣（きや）りの声...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...肩にすがりし木遣り街かな...
萩原朔太郎 「短歌」
......
萩原朔太郎 「短歌」
...顔のうえに扇子（せんす）をかざして木遣節（きやりぶし）...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...やがて木遣（きや）りの唄もいさましく送られて来るであろうこの男を待っていたであろう...
本庄陸男 「石狩川」
...勇ましい木遣音頭におくられながら...
牧野信一 「サクラの花びら」
...義太夫「卅三間堂棟由来」のなかの有名な木遣唄をうたいました...
三浦環 「お蝶夫人」
...伊賀阿山郡の木遣歌（きやりうた）に...
南方熊楠 「十二支考」
...節まわしも木遣りそのままであった...
山本周五郎 「さぶ」
...木遣りなんか唄ったこたあねえんですからね...
夢の久作（夢野久作） 「人間腸詰」
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