...時に義仲の騎来り報じて曰「東軍既に木幡伏見に至る」と...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...――かくて木幡(こばた)の村においでになつた時に...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...木幡(こばた)の村でおまえに会った...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...お使いの男は木幡(こはた)山を通るのに...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...峰の雪汀(みぎは)の氷踏み分けて君にぞ惑ふ道にまどはず「木幡(こばた)の里に馬はあれど」(かちよりぞ来る君を思ひかね)などと...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...木幡(きはた)源七郎...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...木幡(こばた)へ出たものにちがいない...
吉川英治 「私本太平記」
...奈良街道の木幡口(こばたぐち)...
吉川英治 「私本太平記」
...みなみは木幡(こばた)...
吉川英治 「私本太平記」
...「木幡(こばた)...
吉川英治 「私本太平記」
...「お牛車(くるま)の用意ができました」木幡民部(こばたみんぶ)が手をついていう...
吉川英治 「親鸞」
...御写経中を恐れいりまするがちと申し上げまする」坊官の木幡民部(こばたみんぶ)である...
吉川英治 「親鸞」
...坊官は、木幡民部へ、その由を告げた...
吉川英治 「親鸞」
...木幡民部(こばたみんぶ)と覚明(かくみょう)には...
吉川英治 「親鸞」
...坊官の木幡民部を初め性善坊やその他十名ほどの弟子たちは...
吉川英治 「親鸞」
...お留守だと申せ」執事の木幡民部(こばたみんぶ)は...
吉川英治 「親鸞」
...「めずらしくご長座だ、上人とのお話がよほど合っているとみえる」と、輦(くるま)の轅(ながえ)のそばにかたまって、覚明だの性善坊だのが噂しているところへ、木幡民部が、門のうちから、「お召しじゃ」という...
吉川英治 「親鸞」
...性善坊や木幡民部(こばたみんぶ)や覚明(かくみょう)...
吉川英治 「親鸞」
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