...車のエンジンから木屑のような音がする...
...もう木屑を拾い集めるのはやめよう...
...木屑を用いたペレットストーブが人気になっている...
...DIYで使うために、木屑を買った...
...彼女は木屑を利用して手作りのクラフトを作った...
...雑多な木屑(きくず)等有ると有るものが浮いている...
伊藤左千夫 「水害雑録」
...自分で穿つた隧道の両端をその木屑のつめで塞いでゐるし...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...その木屑の一つが...
海野十三 「人造物語」
...然して彼覚を召して問給うに、伐る所の木屑、毎日焼かば、果して尽きんと云う...
高木敏雄 「比較神話学」
...その晩も下宿で淋しい木屑を喫むやうな夕飯を済ますと机の上の雑誌を取つて覗いてゐたが...
田中貢太郎 「牡蠣船」
...更に栗の木屑(きくず)をいっぱいつめた樫(かし)の箱に入れておいた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...木屑のような花ながら...
中谷宇吉郎 「楡の花」
...厚い木屑(きくず)が槌の声に応じて飛んだと思ったら...
夏目漱石 「夢十夜」
...少しばかりの古い木屑もある...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...頭から木屑(きくず)だらけになり...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...磨(みが)きをかけた木材はくだらぬ木屑であり...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...たくみに彫っては木屑をすくい出したりしているのが...
室生犀星 「香爐を盗む」
...一挺(ちょう)の白い刃のついた鑿が木屑と一しょにまぎれ込んでいるのを発見(みつ)けたのであった...
室生犀星 「香爐を盗む」
...仕事場から出る木屑(きくず)を夜のうちにそっと取っておいて呉れたり...
山本周五郎 「柳橋物語」
...のみを砥(と)ぐ砥石やら木屑(きくず)やら土器の火入れなど...
吉川英治 「私本太平記」
...ザクリッと木屑が散る! 一分二分ずつ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...膝の木屑(きくず)を払って...
吉川英治 「宮本武蔵」
...中は人を馬鹿にした木屑がいッぱい...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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