...そして殊に眼前にただ木偶坊(でくのぼう)のように驚愕(きょうがく)している兄の様子が...
橘外男 「逗子物語」
...周囲の者がみな木偶坊に見えてきました...
豊島与志雄 「椿の花の赤」
...木偶坊といっても...
豊島与志雄 「椿の花の赤」
...木偶坊(でくのばう)扱ひにされちや...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この木偶坊(でくのぼう)はよつぽど圖々しい奴に違ひないわ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...木偶坊と芝居を観てゐるやうだなどと罵つたりするのです...
牧野信一 「早春のひところ」
...木偶坊(でくのぼう)のように見て...
吉川英治 「宮本武蔵」
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