...国技館の天に朧銀(おぼろぎん)の縁をとった黒い雲が重なり合って...
芥川龍之介 「妖婆」
...朧銀(ろうぎん)に高彫(たかぼり)した松に鷹の縁頭(ふちがしら)のあたりに眼を据えました...
中里介山 「大菩薩峠」
...縁頭(ふちがしら)はこれ朧銀(ろうぎん)で松に鷹の高彫(たかぼり)...
中里介山 「大菩薩峠」
...縁頭の朧銀が何だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...其儘朧銀(おぼろぎん)の夜の庭へ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そのまま朧銀(おぼろぎん)の夜の庭へ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あれは?」「シッ」朧銀(おぼろぎん)のような橋の上の月夜...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...金や朧銀の毛彫もの...
山本笑月 「明治世相百話」
便利!手書き漢字入力検索