例文・使い方一覧でみる「朦」の意味


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...その朧(もうろう)と煙(けぶ)った奥に何があるのか見たいと思った...   その朦朧と煙った奥に何があるのか見たいと思ったの読み方
芥川龍之介 「不思議な島」

...四五台朧(もうろう)と寂しく並んだ車の中から...   四五台朦朧と寂しく並んだ車の中からの読み方
泉鏡花 「歌行燈」

...我在りと自覚するに頗(すこぶ)る朧(もうろう)の状態にあった...   我在りと自覚するに頗る朦朧の状態にあったの読み方
泉鏡花 「おばけずきのいわれ少々と処女作」

...さらに前句を朧運轉手...   さらに前句を朦朧運轉手の読み方
心猿 「荷風翁の發句」

...けれども時代の意識は朧(もうろう)として...   けれども時代の意識は朦朧としての読み方
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」

...私の頭は朧としてゐる...   私の頭は朦朧としてゐるの読み方
太宰治 「津軽」

...精神が朧となり...   精神が朦朧となりの読み方
田中貢太郎 「阿宝」

...庭一面は朧(もうろう)として薄暮(たそがれ)よりも明かった...   庭一面は朦朧として薄暮よりも明かったの読み方
永井荷風 「狐」

...酔眼を朧(もうろう)とさせている神尾主膳を見る...   酔眼を朦朧とさせている神尾主膳を見るの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...朧(もうろう)と朱(あか)い影が静かな土を動かして...   朦朧と朱い影が静かな土を動かしての読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...けれどももう少しで朧(もうろう)の境(さかい)に沈むべき性質(たち)のものであった...   けれどももう少しで朦朧の境に沈むべき性質のものであったの読み方
夏目漱石 「門」

...三時(じ)は朧(もうろう)として聞(きこ)えた樣(やう)な聞(きこ)えない樣(やう)なうちに過(す)ぎた...   三時は朦朧として聞えた樣な聞えない樣なうちに過ぎたの読み方
夏目漱石 「門」

...「人間」性という言葉はきわめて朧(もうろう)としたものになっている...   「人間」性という言葉はきわめて朦朧としたものになっているの読み方
原口統三 「二十歳のエチュード」

...朧とあたりを眺めると...   朦朧とあたりを眺めるとの読み方
久生十蘭 「予言」

...オヤジい」意識朧となりかかっても...   オヤジい」意識朦朧となりかかってもの読み方
火野葦平 「花と龍」

...へんに一種いひがたい朧とした...   へんに一種いひがたい朦朧としたの読み方
室生犀星 「星より來れる者」

...妾は朧(もうろう)とした意志に危険を直覚して...   妾は朦朧とした意志に危険を直覚しての読み方
吉行エイスケ 「バルザックの寝巻姿」

...ハッと思うとまたしても意識が朧となってしまった...   ハッと思うとまたしても意識が朦朧となってしまったの読み方
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」

「朦」の読みかた

「朦」の書き方・書き順

いろんなフォントで「朦」

「朦」の英語の意味

「朦なんとか」といえば?  


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