「期す」の意味
期待する
小説での「期す」の使い方
...従来の方針の徹底を期するため...
岩波茂雄 「読書子に寄す」
...更に国運の一大発展を期するものである...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...もし天才の現われる場合を予期することができたならば...
丘浅次郎 「民種改善学の実際価値」
...一時期すぎると、けろりとしている...
太宰治 「火の鳥」
...診断などもひどく慎重を期すると云う風で...
谷崎潤一郎 「細雪」
...物質の平等は遂に遂に期することが出来ない...
田山録弥 「大阪で」
...雌は雄の次ぎの行動を予期するかのように...
外村繁 「澪標」
...来年を期すより他はない...
外村繁 「澪標」
...製品の完璧を期するためには常に研究第一をわが社のモツトーとしてゐるのでありますが...
豊田喜一郎 「月産五百臺が我社の根本方針」
...何一ツ将来に対して予期する力のなくなった心のほどのいたましさは己(おの)が書斎の書棚一ぱいに飾ってある幾多の著作さえ...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...然し是は彼の予期する通りに行(い)つた迄で...
夏目漱石 「それから」
...「僕が何で感謝なんぞ予期するものかね...
夏目漱石 「明暗」
...われわれの期するところは歴史の解釈ではなくしてその変革である...
野呂栄太郎 「『日本資本主義発達史講座』趣意書」
...あるいは事の成(せい)を期すること急に過ぎ...
福沢諭吉 「教育の目的」
...蒙昧人はただ苦しむことだけを予期するということこれである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...或は是が種の永続を期する上に...
柳田國男 「家を持つといふこと」
...仕事の確実を期するために...
夢野久作 「暗黒公使」
...(――死後の花見)と期する百年の後にしかなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
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