...来れば必ず朝から晩まで話し込んでいた...
内田魯庵 「斎藤緑雨」
...毎日総出で朝から晩まで休む暇もない...
高村光太郎 「山の秋」
...ただ、もう、私のチョッキのボタンがどうのこうの煙草の吸殻がどうのこうの、そんなこと、朝から晩まで、がみがみ言って、おかげで私は、研究も何も、めちゃめちゃだ...
太宰治 「愛と美について」
...朝から晩まですわっているのがおもてから見えたというのはここだ...
谷譲次 「踊る地平線」
...朝から晩まで、夏でも冬でも、雨が降っても風が吹いても、いつでもさもさもきげんがよさそうに、せっせと皮砥をかけている...
寺田寅彦 「柿の種」
...朝から晩まで町中を駆け回った...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...人間は朝から晩まで子曰わくではやりきれません...
中里介山 「大菩薩峠」
...朝から晩までほとんど仰ぎ見た試しがないのだから...
夏目漱石 「思い出す事など」
...朝から晩まで彼を味方にしたがる御常よりも...
夏目漱石 「道草」
...朝から晩まで本を読んだり歌を作ったり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...朝から晩まで一と間にこもつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...朝から晩まで躾け/\と言つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...朝から晩まで見つくしてどうやら気が変になりました...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...……その向うには仏蘭西の全土!竜太郎は、朝から晩まで、錯乱したように巴里中を駆け廻る...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...朝から晩まで花を見つめておれば...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...忙しくて忙しくて朝から晩まで目がまわりさうなんだよ...
村山籌子 「こほろぎの死」
...しかしそれも朝から晩までしていたら...
森鴎外 「あそび」
...そこで朝から晩まで己は苦労するのだが...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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