例文・使い方一覧でみる「朗」の意味


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...葉子には何らの感興も起こさせない長詩を例の御自慢の美しい声で々と吟じたりした...   葉子には何らの感興も起こさせない長詩を例の御自慢の美しい声で朗々と吟じたりしたの読み方
有島武郎 「或る女」

...今夜の決議事項は駄目になりました」首領の英語は常に似ず(ほがら)かさを失っていた...   今夜の決議事項は駄目になりました」首領の英語は常に似ず朗かさを失っていたの読み方
海野十三 「人造人間殺害事件」

...かなる声にて高く笑う...   朗かなる声にて高く笑うの読み方
ストリンドベルヒ August Strindberg 森鴎外訳 「一人舞台」

...作文の時間には指名されて読しました...   作文の時間には指名されて朗読しましたの読み方
太宰治 「虚構の春」

...その上にうまいコーヒーで午後の一時間を陽気にらかに楽しむではないかと思う...   その上にうまいコーヒーで午後の一時間を陽気に朗らかに楽しむではないかと思うの読み方
寺田寅彦 「小浅間」

...三番目が詠の一つだという「新豊(しんぽう)」...   三番目が朗詠の一つだという「新豊」の読み方
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」

...ことにその日は天気晴...   ことにその日は天気晴朗の読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...田山白雲は々たる音吐(おんと)で...   田山白雲は朗々たる音吐での読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...本當に(ほが)らかな平次だつたのです...   本當に朗らかな平次だつたのですの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...ひどく詠風に読みはじめた...   ひどく朗詠風に読みはじめたの読み方
久生十蘭 「金狼」

...藤山すっかり声よくなり、かに歌ふ...   藤山すっかり声よくなり、朗かに歌ふの読み方
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」

...成吉思汗(ジンギスカン)(かに起ち上って)ああ...   成吉思汗ああの読み方
林不忘 「若き日の成吉思汗」

...読の時間であるらしく思はれました...   朗読の時間であるらしく思はれましたの読み方
牧野信一 「舞踏学校見物」

...火花のようだった符号を々とした全文に吐露しなおし...   火花のようだった符号を朗々とした全文に吐露しなおしの読み方
宮本百合子 「現代の主題」

...うすっぺらいらかさの波を立てつづけている池にすぎず...   うすっぺらい朗らかさの波を立てつづけている池にすぎずの読み方
山川方夫 「その一年」

...この人は闊達明な笑顔のうちにも...   この人は闊達明朗な笑顔のうちにもの読み方
横光利一 「旅愁」

...音吐(おんど)も々と聞えた...   音吐も朗々と聞えたの読み方
吉川英治 「三国志」

...王はだまって見ておられまい」「ごもっともです」孫策は...   王朗はだまって見ておられまい」「ごもっともです」孫策はの読み方
吉川英治 「三国志」

「朗」の読みかた

「朗」の書き方・書き順

いろんなフォントで「朗」

「朗」の英語の意味

「朗なんとか」といえば?   「なんとか朗」の一覧  


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