...この問題についての次のような料理人への有益な忠告が優れた料理書の著者によって書かれている...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...将来この方面の研究をする者にとって有益な参考となるものであろう...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...御自分の有益な御生涯が無駄になりましたことや...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...百年後に読む人にもおもしろくて有益なような映画評をかくということはなかなか容易な仕事ではないのである...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...第一次の近似だけでもそのつもりで利用すれば非常に有益なものである...
寺田寅彦 「物理学の応用について」
...実例についてこの定位からの偏差が実際いかなる範囲にいかなる様式で行なわれているかを研究してみるのもまた興味あり有益なる仕事であろうと思われる...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...本当に尊い有益なものかもしれないのだ...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...彼の有益な光明を次第に受けていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...またりっぱな本や有益な本をいっしょに読むのも...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...慰藉(いしゃ)と力と希望とを汲(く)み出し得る偉大な有益な魂そのものであった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「おそらくそれ以上に有益なる仕事はないであろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...一は有益なる植物なるゆえにこれを喜び...
新渡戸稲造 「自警録」
...かかる有益な妨げが防止すべき他のいかなる種類の害悪がなお残っているとゴドウィン氏が考えているのかを知るに...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...健康の上にどれだけ有益なのだろう...
宮本百合子 「女の行進」
...いくらか有益な読書の手引きとなって若い婦人たちがそのより年若い弟妹たちに与えるにたえるものとなることを願っている次第である...
宮本百合子 「科学の常識のため」
...その暇をなるべく有益なことに使おう」または「映画の仕事の報酬の中から少しずつを割いて(良心的な仕事)をしよう」と言った程度のシミッタレな「善意」だけだ...
三好十郎 「俳優への手紙」
...どうかした時には師匠能静氏から指導された時の有益な苦心談などを述懐まじりで話して行く事もあったらしい...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...かつその啓蒙的にして有益な体系の諸原理を...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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