...ゴージャスなパーティーには推参者が多数招待された...
...彼女はマナーに欠ける推参者を見ると不快感を覚える...
...推参者には服装に気をつけてほしい...
...推参者が多いと、会場が混雑してしまう...
...推参者として招待されると、特別な待遇を受けられる...
...手ぶらで柳橋の館――いや館は上方――何とか家(や)へ推参する...
泉鏡花 「遺稿」
...呂竹居に推参してお悔みを申上げたことは覚えてゐる...
種田山頭火 「其中日記」
...推参(すいさん)の客は自ら名のり...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...明日はひとつ推参して...
中里介山 「大菩薩峠」
...執拗千万な推参者...
中里介山 「大菩薩峠」
...伴に推参してやって来ました」と答えたので...
中里介山 「法然行伝」
...のみならず捕虜の分際として推参な所作と思わるべし...
夏目漱石 「自転車日記」
...初めて推参なれども御目(おめ)に掛りたいと申込んで公に面会...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...「推参っ」と叱りながら...
吉川英治 「上杉謙信」
...「推参だッ」と叫ぶより早く...
吉川英治 「剣難女難」
...「推参なる長髯獣(ちょうぜんじゅう)め...
吉川英治 「三国志」
...いつなりとも半兵衛推参...
吉川英治 「新書太閤記」
...おゆるしもなく推参いたしました...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...近習部屋からガバと起きて、『推参ッ』と、押っ取り刀で向って来た三名の侍に取り囲まれ、半死になって渡り合った...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...『推参っ』間喜兵衛の十文字槍が横をふさぐと...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...あいにくと、お客来(きゃくらい)がかさみまして、殿さまのお立ちあそばすおいとまもございませぬので……」吉保の侍臣からいわれて来たことばを、そのまましとやかに告げると、客は、「いやいや、ごもっともでございますとも、深更(しんこう)にでもならなければ、なかなかおからだにすきもないお忙しさは、存じての推参、決して、お気づかいたまわるな...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...江漢が押して推参いたしたのは...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...人様の御宅(やしき)へ頂戴に推参する時はな...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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