...経験を有用ならしめるためには...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...とにかくこれから非常に国家的に有用な鉱物資源なんだ...
犬田卯 「荒蕪地」
...その一枚からわれわれが学べば学び得らるる有用な知識は到底金銭に換算することのできないほど貴重なものである...
寺田寅彦 「地図をながめて」
...即ちこの暴力団検挙は決して社会に於ける暴力行為の取締りという社会の不可欠有用な警察機能の全部を占めるものではないのである...
戸坂潤 「社会時評」
...当然なことではあるが、有用な分析だ...
戸坂潤 「読書法」
...フランスを偉大ならしむるもっとも有用な道具の一つと彼らをなすだろう...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ある場合にこの処理方法は疑いもなく有用な結果を産むが...
アーサー・ヒル・ハッサル Arthur Hill Hassall, M.D. 水上茂樹訳 「食品とその混ぜ物処理」
...両者はひとしく社会に有用なものであり...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...學校はほんたうに有用な品位あるものとなつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...下層支那人の慣習に関する詳細な歴史は最も有用なものであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...もっと遥かに多数のものが成人して国家に有用な成員となったことであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...却て眞であるから生にとつても有用なのである...
三木清 「歴史哲學」
...それ故適宜にその過殖を制したら鼠は最も有用な動物だ...
南方熊楠 「十二支考」
...筆者たちの論文執筆に要する力を他のもっと有用な仕事に向け...
三好十郎 「恐怖の季節」
...より有用なものになって来つつあるのである...
三好十郎 「恐怖の季節」
...恩恵と謝恩の意識は機微ではなはだ有用なものではあるが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...これこそ習慣が教える最も高貴有用なことである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「不徳は徳の値をせり上げるためにこの世に生れた有用なものである」といっているように...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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