...これが首尾(しゅび)の松(まつ)といって有名なもの...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...そこのお稲荷さんは有名なものださうであるが...
太宰治 「津軽」
...バチラー先生の学問的なお仕事として有名なものに...
知里真志保 「アイヌ語学」
...この修道院にはこれまで何一つ有名なものがなかった...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...序曲は有名なものは重複してたくさん入っているが...
野村胡堂 「楽聖物語」
...先生の放心(うっかり)は夙(つと)に有名なもので...
久生十蘭 「犂氏の友情」
...露西亜の宗教界に於て非常に有名なものであつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...宋(そう)の欧陽修(おうようしゅう)の『洛陽牡丹(らくようぼたん)の記』は有名なものである...
牧野富太郎 「植物知識」
...西洋の有名なものの翻訳など...
宮城道雄 「私の若い頃」
...また彼女自身がそれほど有名なものになっていたのであった...
室生犀星 「幻影の都市」
...食物などにはかえって有名なものがあって...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...それは昔から有名なものらしい...
柳田国男 「故郷七十年」
...古くから有名なものでありました...
柳田國男 「日本の伝説」
...かなり有名なものでも四五の例はすぐに挙げることができる...
山本周五郎 「菊千代抄」
...その最も有名なものは「荒野の呼び声」で...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...甲州の四臣として有名なものには...
吉川英治 「上杉謙信」
...有名なものであります...
吉川英治 「折々の記」
...冉求(冉有)に対する孔子の批評として有名なものである...
和辻哲郎 「孔子」
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